27.1.21. ベクタテーブル

27.1.21.1. 自動インクリメント属性を追加

各地物に連続した値を持たせる新しい整数フィールドをベクタレイヤに追加します。

このフィールドは、レイヤ内の地物の一意のIDとして使用できます。新しい属性は入力レイヤに追加されませんが、代わりに新しいレイヤが生成されます。

増加数列の初期開始値を指定できます。必要に応じて、増加数列はグループ化フィールドに基づくことができ、地物のソート順も指定できます。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

入力ベクタレイヤ

属性名

FIELD_NAME

[文字列]

デフォルト:'AUTO'

自動増加値を格納するフィールド名

開始値

オプション

START

[数値]

デフォルト: 0

増加するカウントの最初の数を指定します

絶対値(modulus)

オプション

MODULUS

[数値]

デフォルト: 0

オプションで絶対値を指定すると、フィールドの値が絶対値に達するたびにカウントをSTARTに戻します。0 は戻さないことを意味します。

グループ化のための属性

オプション

GROUP_FIELDS

[テーブルのフィールド:任意] [リスト]

グループ化フィールドを選択:レイヤー全体に対して1つのカウントを走らせる代わりに、これらのフィールドの組み合わせによって返される各値に対して別々のカウントを処理します。

ソート式

オプション

SORT_EXPRESSION

[式]

式を使い、レイヤの地物をグローバルに、または設定したグループフィールドに基づいて、ソートします。

昇順

SORT_ASCENDING

[ブール値]

デフォルト: True

ソート式 が設定されているときに、このオプションを使用して地物に値が割り当てられる順番を制御します。

NULLは最初にソートされる

SORT_NULLS_FIRST

[ブール値]

デフォルト: False

ソート式 が設定されているときに、このオプションを使用して Null 値を最初に数えるか最後に数えるかを設定します。

昇順

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

自動的に増加する属性を持った出力ベクタレイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

  • レイヤに追加...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

昇順

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

自動的に増加する属性を持ったベクタレイヤ

Python コード

Algorithm ID: native:addautoincrementalfield

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.2. 属性テーブルに属性を追加

新しいフィールドをベクタレイヤに追加します。

属性の名前と性質はパラメータで定義します。

新しい属性は入力レイヤに追加されず、代わりに新しいレイヤが生成されます。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

入力レイヤ

属性名

FIELD_NAME

[文字列]

新しいフィールドの名前

フィールド型

FIELD_TYPE

[列挙型]

デフォルト: 0

新しいフィールドの型。次から選びます:

  • 0 --- 整数

  • 1 --- Float

  • 2 --- 文字列

フィールド精度

FIELD_LENGTH

[数値]

デフォルト: 10

フィールド長さ

フィールド精度

FIELD_PRECISION

[数値]

デフォルト: 0

フィールドの精度。フィールド型がFloatのときに有用です。

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

出力ベクタレイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

  • レイヤに追加...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

新しいフィールドが追加されたベクタレイヤ

Python コード

Algorithm ID: native:addfieldtoattributestable

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.3. 分類用ユニーク属性を追加

ベクタレイヤとひとつの属性から新しい数値フィールドを追加します。

このフィールドの値は指定された属性の値に対応しているため、その属性に対して同じ値を持つ地物は新しい数値フィールドでも同じ値になります。

これは指定した属性に対して数値的に等価なものを生成し、分類を定義します。

新しい属性は入力レイヤに追加されず、代わりに新しいレイヤが生成されます。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

入力レイヤ

分類属性

FIELD

[テーブルのフィールド:任意]

このフィールドに同じ値を持つ地物は同じインデックスを得ます。

出力する属性(フィールド)の名前

FIELD_NAME

[文字列]

デフォルト: 'NUM_FIELD'

インデックスを格納する新しいフィールドの名前。

出力レイヤ

OUTPUT

[ベクタ:任意]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

インデックスを格納する数値フィールドを持つベクタレイヤ。次のいずれかです:

  • 出力をスキップ

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

クラスの要約

SUMMARY_OUTPUT

[テーブル]

デフォルト: [出力をスキップ]

対応する一意な値にマップされた分類フィールドの要約を格納するテーブルを指定します。以下のいずれかです:

  • 出力をスキップ

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

インデックスを格納した数値フィールドを持つベクタレイヤ。

クラスの要約

SUMMARY_OUTPUT

[テーブル]

対応する一意な値にマップされた分類フィールドの要約を持つテーブル。

Python コード

Algorithm ID: native:adduniquevalueindexfield

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.4. X/Yフィールドを追加

ポイントレイヤに X と Y(または緯度/経度)フィールドを追加します。X/Y フィールドは、レイヤと異なる CRS で計算することができます(例えば、投影CRSのレイヤで緯度/経度フィールドを作成します)。

checkbox ライン地物の 地物のIn-place編集 が可能です

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:ポイント]

入力レイヤ

座標系

CRS

[crs]

デフォルト: EPSG:4326

生成するxとyフィールドに使用する座標参照系

属性名の接頭辞

オプション

PREFIX

[文字列]

入力レイヤのフィールドとの名前の衝突を避けるために、新しいフィールド名に加える接頭辞。

出力レイヤ

OUTPUT

[ベクタ:ポイント]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

出力レイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

  • レイヤに追加...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[ベクタ:ポイント]

出力レイヤ - 2つの新しいdoubleのフィールド、xy があるのを除けば入力レイヤと同じです。

Python コード

Algorithm ID: native:addxyfieldstolayer

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.5. Pythonフィールド計算機

各地物に式を適用して得られる値を持った、新しい属性をベクタレイヤに加えます。

式はPython関数として定義されます。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

入力ベクタレイヤ

追加するフィールドの名前

FIELD_NAME

[文字列]

デフォルト: 'NewField'

新しいフィールドの名前

フィールド型

FIELD_TYPE

[列挙型]

デフォルト: 0

新しいフィールドの型。次のいずれかです:

  • 0 --- 整数

  • 1 --- Float

  • 2 --- 文字列

フィールド精度

FIELD_LENGTH

[数値]

デフォルト: 10

フィールド長さ

フィールド精度

FIELD_PRECISION

[数値]

デフォルト: 3

フィールドの精度。フィールド型がFloatのときに有用です。

グローバル式

オプション

GLOBAL

[文字列]

グローバル式セクションのコードは、計算機が入力レイヤのすべての地物を繰り返し処理する前に1回だけ実行されます。 したがって、これは、必要なモジュールをインポートしたり、以降の計算で使用される変数を計算したりするための正しい場所です。

計算式

FORMULA

[文字列]

評価するPython計算式。例: 入力ポリゴンレイヤの面積を計算するには、次を追加します:

value = $geom.area()

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

新しい計算したフィールドを持ったベクタレイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

新しい計算したフィールドを持ったベクタレイヤ

Python コード

Algorithm ID: qgis:advancedpythonfieldcalculator

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.6. 属性を削除

ベクタレイヤを取り、同じ地物を持ちますが、選択した列は持たない、新しいレイヤを生成します。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

フィールドを削除する入力ベクタレイヤ

削除する属性(フィールド)

COLUMN

[テーブルのフィールド:任意] [リスト]

削除するフィールド

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

残りのフィールドを持った出力ベクタレイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

  • レイヤに追加...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

残りのフィールドを持ったベクタレイヤ

Python コード

Algorithm ID: native:deletecolumn

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.7. HStoreフィールドを展開

入力レイヤのコピーを作成し、HStore フィールドの一意キーごとに新しいフィールドを追加します。

期待されるフィールドリストは、オプションのカンマ区切りリストです。このリストを指定すると、これらのフィールドのみが追加され、HStoreフィールドが更新されます。デフォルトでは、すべての一意キーが追加されます。

PostgreSQL の HStore は、PostgreSQL と GDAL (other_tags フィールドを持つ OSM ファイル を読み込むとき) で使用される、単純なキーと値のストアです。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

入力ベクタレイヤ

HStoreフィールド

FIELD

[テーブルのフィールド:任意]

削除するフィールド

選択するフィールド(カンマ区切り)

オプション

EXPECTED_FIELDS

[文字列]

デフォルト: ''

展開するフィールドのコンマ区切りのリスト。HStoreフィールドはそれらのキーを削除することで更新されます。

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

出力ベクタレイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

出力ベクタレイヤ

Python コード

Algorithm ID: native:explodehstorefield

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.8. バイナリ属性を解凍

バイナリ・フィールドからコンテンツを抽出し、個々のファイルに保存します。ファイル名は、ソース・テーブルの属性から取得した値を使用して生成することも、より複雑な式に基づいて生成することもできます。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

バイナリデータを含んでいる入力ベクタレイヤ

バイナリ属性

FIELD

[テーブルのフィールド:任意]

バイナリデータのフィールド

ファイル名

FILENAME

[式]

各出力ファイルに名前を付けるフィールド又は式のテキスト

宛先フォルダ

FOLDER

[フォルダ]

デフォルト: [一時フォルダに保存]

出力ファイルを保存するフォルダ。次のいずれかです:

  • 一時ディレクトリに保存

  • ディレクトリに保存します

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

フォルダ

FOLDER

[フォルダ]

出力ファイルを保存するフォルダ。

Python コード

Algorithm ID: native:extractbinary

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.9. フィールド計算機

フィールド計算機(:ref:`vector_expressions`を参照)を開きます。サポートされているすべての式と関数を使うことができます。

式の結果で新しいレイヤが作成されます。

フィールド計算機は モデルデザイナー で使用すると非常に便利です。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

計算するレイヤ

出力する属性(フィールド)の名前

FIELD_NAME

[文字列]

結果のフィールド名

フィールド型

FIELD_TYPE

[列挙型]

デフォルト: 0

フィールドの型。次のいずれかです:

  • 0 --- Float

  • 1 --- 整数

  • 2 --- 文字列

  • 3 -- 日付

フィールド長

FIELD_LENGTH

[数値]

デフォルト: 10

結果フィールドの長さ(最小0)

フィールド精度

FIELD_PRECISION

[数値]

デフォルト: 3

結果フィールドの精度(最小0、最大15)

新しいフィールドを作る

NEW_FIELD

[ブール値]

デフォルト: True

結果フィールドを新しいフィールドにする

計算式

FORMULA

[式]

結果を計算するために使う計算式

出力ファイル

OUTPUT

[ベクタ:任意]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

出力レイヤの指定。

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

  • レイヤに追加...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[ベクタ:任意]

計算したフィールド値の出力レイヤ

Python コード

Algorithm ID: native:fieldcalculator

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.10. 属性をリファクタリング

ベクタレイヤの属性テーブルの構造を編集できます。

フィールドは、フィールドマッピングを使って、その型と名前を変更することができます。

元のレイヤは変更されません。提供されたフィールドマッピングに従って、変更された属性テーブルを含む新しいレイヤが生成されます。

注釈

フィールドに constraints を持つテンプレートレイヤーを使用する場合、その情報はウィジェットに色付きの背景とツールチップで表示されます。この情報は設定時のヒントとして扱われます。制約が出力レイヤに追加されたり、アルゴリズムによってチェックされたり、強制されたりすることはありません。

リファクタ・フィールド・アルゴリズムは次が可能です:

  • フィールド名と型を変更する

  • フィールドを追加または削除する

  • フィールドを並び替える

  • 式を基づいて新しいフィールドを計算する

  • 他のレイヤからフィールドリストを読み込む

../../../../_images/refactor_fields.png

図 27.125 属性をリファクタリングのダイアログ

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

変更するレイヤ

属性の対応関係

FIELDS_MAPPING

[リスト]

出力フィールドとその定義の一覧表。埋め込みテーブルは、ソースレイヤーのすべてのフィールドを一覧表にし、それらを編集することができます:

  • newAttribute をクリックすると、新規にフィールドを作ります。

  • deleteAttribute をクリックすると、フィールドが削除されます。

  • arrowUparrowDown を使うと、選択したフィールドの順序が変わります。

  • clearText をクリックすると、デフォルトのビューにリセットします。

再利用したいフィールドごとに、以下のオプションを入力する必要があります:

ソースの式 () [式]

入力レイヤのフィールドまたは式

フィールド名 (name) [文字列]

出力レイヤのフィールドの名前。デフォルトでは入力フィールド名が維持されます。

データ型 (type) [列挙]

出力フィールドのデータ型。利用可能な型は、出力レイヤのプロバイダーによります。

長さ (length) [数字]

出力フィールドの長さ

精度 (precision) [数字]

出力フィールドの精度

制約 (constraints) [文字列]

テンプレートレイヤを使用している場合、テンプレートフィールドに制約が適用されているかどうかを示します。セルにカーソルを合わせると制約が表示されます。

テンプレートレイヤからフィールドを読み込む

現在のプロジェクトからレイヤをテンプレートとして選択し、(読み込み で)上の「属性の対応関係」オプションにフィールドとその定義を入力することができます。

再構成レイヤ

OUTPUT

[ベクタ:任意]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

出力レイヤの指定。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

  • レイヤに追加...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

再構成レイヤ

OUTPUT

[ベクタ:任意]

リファクタリングされた属性を持つ出力レイヤ

Python コード

Algorithm ID: native:refactorfields

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.11. 属性名を変更

ベクタレイヤの既存のフィールドの名前を変更します。

元のレイヤは変更されません。属性テーブルが名前を変更されたフィールドを含んでいる新しいレイヤが生成されます。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

入力ベクタレイヤ

変更する属性名

FIELD

[テーブルのフィールド:任意]

変更されるフィールド

新規属性名

NEW_NAME

[文字列]

新しいフィールド名

属性名変更済み出力

OUTPUT

[ベクタ: 入力と同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

出力レイヤの指定。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

  • レイヤに追加...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

属性名変更済み出力

OUTPUT

[ベクタ: 入力と同じ]

名前を変更されたフィールドを持った出力レイヤ

Python コード

Algorithm ID: qgis:renametablefield

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.12. 属性を選択保持

ベクタレイヤをとり、選択されたフィールドのみを保持する新しいレイヤを生成します。他のフィールドはすべて削除されます。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

入力ベクタレイヤ

保持するフィールド

FIELDS

[テーブルのフィールド:任意] [リスト]

レイヤの残しておくフィールドのリスト

保持されたフィールド

OUTPUT

[ベクタ: 入力と同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

出力レイヤの指定。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

  • レイヤに追加...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

保持されたフィールド

OUTPUT

[ベクタ: 入力と同じ]

保持されたフィールドを持った出力レイヤ

Python コード

Algorithm ID: native:retainfields

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

27.1.21.13. 文字列を浮動小数点に変換

ベクタレイヤの指定された属性の型を変更し、数値文字列を含むテキスト属性を数値属性に変換します(例えば '1' を 1.0 に)。

アルゴリズムは新しいベクタレイヤを生成するので元のベクタレイヤは変更されません。

変換できない場合、選択した列は NULL 値を持つことになります。

パラメーター

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

入力ベクタレイヤ

浮動小数点に変換する属性

FIELD

[テーブルのフィールド:文字列]

浮動小数点数フィールドに変換される入力レイヤの文字列フィールド。

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

出力レイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

  • レイヤに追加...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

文字列フィールドを浮動小数点フィールドに変換した出力ベクタレイヤ

Python コード

Algorithm ID: qgis:texttofloat

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。