25.1.1. 地図製作
25.1.1.1. 点を地物に揃える
ポイント地物を、別の参照レイヤにある最も近い地物の向きに整列させるために必要な回転量を計算します。出力レイヤには新しいフィールドが追加され、最も近い参照地物に対する角度(時計回り、度単位)が入力されます。
オプションとして、出力レイヤのシンボロジについて、計算された回転フィールドをマーカーシンボルの回転に使用するよう自動的に設定することができます。必要に応じて、孤立したポイントが遠く離れた地物に対して整列しないよう、ポイントを整列させる際に使用する最大距離を設定することができます。
ヒント
このアルゴリズムは、建物のポイントシンボルを最も近い道路の方向に沿わせるように揃えるといった使用事例を想定しています。
地物のIn-place編集 が可能です。
パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
入力レイヤ |
|
[ベクタ:ポイント] |
回転を計算するポイント地物 |
参照レイヤ |
|
[ベクタ:任意] |
回転量を計算するための地物を検索するレイヤ |
最大参照距離 オプション |
|
[数値] デフォルト:未設定 |
この距離以内に参照地物が見つからない場合には、ポイント地物に回転角は設定されません。 |
角度の属性名 |
|
[文字列] デフォルト:'rotation' |
回転量の値を格納するフィールド名です。 |
シンボルを自動適用 |
|
[ブール値] デフォルト:True |
地物のシンボルマーカーを角度フィールドの値で回転させます。 |
Aligned layer出力 |
|
[ベクタ:ポイント] デフォルト: |
回転されたベクタレイヤの出力先を指定します。次のうちどれかです:
ここでファイルの文字コードを変更することもできます。 |
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
Aligned layer出力 |
|
[ベクタ:ポイント] |
角度フィールド付きのポイントレイヤが追加されます。QGISに読み込まれると、入力レイヤのシンボロジがデフォルトで適用され、マーカーシンボルにはデータ定義の回転が適用されます。 |
Python コード
アルゴリズムID: native:angletonearest
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.2. スタイルデータベースを統合
複数のQGISスタイルデータベースを1つのスタイルデータベースに統合します。複数のデータベースに同じ種類で同じ名前のアイテムがある場合には、統合結果の出力データベースではこれらは一意な名前となるように名前が変更されます。
パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
入力データベース |
|
[ファイル] [リスト] |
QGISスタイルアイテムを含むファイル |
統合するオブジェクト |
|
[列挙型] [リスト] |
新しいスタイルデータベースに入れたい入力データベース内のスタイルアイテムの種類。以下の種類があります:
|
出力のスタイルデータベース |
|
[ファイル] デフォルト: |
選択したスタイルアイテムを統合した出力
|
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
カラーランプの数 |
|
[数値] |
|
ラベル設定の数 |
|
[数値] |
|
出力のスタイルデータベース |
|
[ファイル] |
選択したスタイルアイテムを統合した出力 |
シンボルの数 |
|
[数値] |
|
テキストフォーマットの数 |
|
[数値] |
Python コード
アルゴリズムID: native:combinestyles
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.3. 分類されたシンボルを作成
ベクタレイヤのレンダラを、スタイルデータベースのマッチするシンボルを使用したカテゴリ値レンダラに変更します。スタイルファイルを指定しない場合には、ユーザーの現在の シンボルライブラリ を代わりに使用します。
指定された式またはフィールドを使用してレンダラのカテゴリを作成します。各カテゴリは、指定されたQGIS XML スタイル データベース内に存在するシンボルと個別にマッチングします。一致するシンボル名が見つかると、カテゴリのシンボルはこの一致したシンボルに設定されます。
必要ならば、シンボルとマッチしなかったカテゴリ名のリストや、カテゴリとマッチしなかったシンボル名のリストをテーブルに出力できます。
パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
入力レイヤ |
|
[ベクタ:任意] |
分類されたスタイルを適用するベクタレイヤ |
式を使用したカテゴリ(分類) |
|
[式] |
地物を分類するフィールドまたは式 |
スタイルデータベース(既存シンボルを使う場合は空白にしてください) |
|
[ファイル] |
入力レイヤのカテゴリに適用するシンボルを含むファイル( |
大文字小文字を区別する |
|
[ブール値] デフォルト:False |
True(チェック)の場合、カテゴリとシンボル名の間で大文字小文字を区別した比較を行います |
非アルファベット文字は無視する |
|
[ブール値] デフォルト:False |
True(チェック)の場合、カテゴリとシンボル名の非アルファベット文字は無視します。マッチング時の許容度が大きくなります。 |
一致しなかったカテゴリ オプション |
|
[テーブル] デフォルト: |
スタイルデータベース内のどのシンボルにもマッチしなかったカテゴリの出力テーブル。次のいずれかです:
ここでファイルの文字コードを変更することもできます。 |
一致しなかったシンボル名 オプション |
|
[テーブル] デフォルト: |
どのカテゴリともマッチしなかったスタイルデータベースのシンボルの出力テーブル。次のいずれかです:
ここでファイルの文字コードを変更することもできます。 |
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
一致しなかったカテゴリ |
|
[テーブル] |
指定されたスタイルデータベースのどのシンボルともマッチしなかったカテゴリをリストします。 |
一致しなかったシンボル名 |
|
[テーブル] |
どのカテゴリともマッチしなかったスタイルデータベースのシンボルをリストします。 |
分類されたレイヤ |
|
[入力レイヤと同じ] |
入力ベクタレイヤに分類されたスタイルが適用されたもの。新しいレイヤは出力されません。 |
Python コード
アルゴリズムID: native:categorizeusingstyle
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.4. スタイルデータベースを作成
QGISのプロジェクトから全てのスタイルオブジェクト(シンボル、カラーランプ、テキストフォーマット、ラベル設定)を抽出します。
抽出されたシンボルは、 スタイルマネージャ ダイアログで管理とインポートができる、QGIS スタイルデータベース( XML
形式)に保存されます。
パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
入力プロジェクト(空白なら現在のプロジェクト) オプション |
|
[ファイル] |
スタイルアイテムを抽出したいQGISプロジェクトファイル |
抽出するオブジェクト |
|
[列挙型] [リスト] |
新しいスタイルデータベースに入れたい入力プロジェクト内のスタイルアイテムの種類。以下の種類があります:
|
出力のスタイルデータベース |
|
[ファイル] デフォルト: |
選択したスタイルアイテムの出力
|
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
カラーランプの数 |
|
[数値] |
カラーランプの数 |
ラベル設定の数 |
|
[数値] |
ラベル設定の数 |
出力のスタイルデータベース |
|
[ファイル] |
選択したスタイルアイテムの出力 |
シンボルの数 |
|
[数値] |
シンボルの数 |
テキストフォーマットの数 |
|
[数値] |
テキストフォーマットの数 |
Python コード
アルゴリズムID: native:stylefromproject
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.5. 地図帳レイアウトを画像として出力
印刷レイアウトの地図帳を画像ファイル(PNG画像やJPEG画像など)としてエクスポートします。
カバレッジレイヤが設定されている場合、選択したレイアウトの地図帳設定はこのアルゴリズムの設定で上書きされます。
パラメータ
基本パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
地図帳レイアウト |
|
[レイアウト] |
エクスポートしたいレイアウト |
カバレッジ・レイヤ オプション |
|
[ベクタ:任意] |
地図帳を生成するために使用するレイヤ |
フィルタ式 |
|
[式] |
地図帳地物のフィルタリングに使用する式 |
ソート式 オプション |
|
[式] |
地図帳地物のソートに使用する式 |
逆順ソート オプション |
|
[ブール値] |
ソートを逆順にするかを決定します。ソート式を指定した場合に使用します。 |
出力ファイル名の式 |
|
[式] デフォルト: 'output_'||@atlas_featurenumber |
ファイル名を生成するために使用する式 |
出力フォルダ |
|
[フォルダ] |
生成した画像の保存先フォルダ |
詳細パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
地図アイテムに割り当てられる地図レイヤ オプション |
|
[列挙型] [レイヤ] |
地図アイテムに表示するレイヤ(ロックされているものは状態変更不可) |
画像フォーマット |
|
[リスト] デフォルト: png |
生成する出力結果のファイル形式。利用可能な形式のリストは、OSとインストールされているドライバによって異なります。 |
DPI オプション |
デフォルト:未設定 |
[数値] |
出力ファイルのDPI。設定なしの場合には、印刷レイアウトの設定値が使用されます。 |
ワールドファイルを生成する |
|
[ブール値] デフォルト:True |
ワールドファイルを生成するかどうかの指定 |
RDFメタデータのエクスポート |
|
[ブール値] デフォルト:True |
RDFメタデータ(タイトル、著者など)を生成するかどうかの指定 |
アンチエイリアスを有効にする |
|
[ブール値] デフォルト:True |
アンチエイリアスを有効にするかどうかの指定 |
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
出力ファイル |
|
[ファイル] |
地図帳レイアウトによって生成された画像ファイル |
Python コード
アルゴリズムID: native:atlaslayouttoimage
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.6. 地図帳レイアウトをPDFとして出力
印刷レイアウトの地図帳をPDFファイルとしてエクスポートします。
カバレッジレイヤが設定されている場合、選択したレイアウトの地図帳設定はこのアルゴリズムの設定で上書きされます。
パラメータ
基本パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
地図帳レイアウト |
|
[レイアウト] |
エクスポートしたいレイアウト |
カバレッジ・レイヤ オプション |
|
[ベクタ:任意] |
地図帳を生成するために使用するレイヤ |
フィルタ式 |
|
[式] |
地図帳地物のフィルタリングに使用する式 |
ソート式 オプション |
|
[式] |
地図帳地物のソートに使用する式 |
逆順ソート オプション |
|
[ブール値] |
ソートを逆順にするかを決定します。ソート式を指定した場合に使用します。 |
詳細パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
地図アイテムに割り当てられる地図レイヤ オプション |
|
[列挙型] [レイヤ] |
地図アイテムに表示するレイヤ(ロックされているものは状態変更不可) |
DPI オプション |
デフォルト:未設定 |
[数値] |
出力ファイルのDPI。設定なしの場合には、印刷レイアウトの設定値が使用されます。 |
常にベクタとしてエクスポートする |
|
[ブール値] デフォルト:False |
ベクタデータを常にベクタのままとするかの指定 |
地理参照情報を追加 |
|
[ブール値] デフォルト:True |
ワールドファイルを生成するかどうかの指定 |
RDFメタデータのエクスポート |
|
[ブール値] デフォルト:True |
RDFメタデータ(タイトル、著者など)を生成するかどうかの指定 |
ラスタタイルのエクスポートを無効化 |
|
[ブール値] デフォルト:False |
ラスタ画像をタイル化するかどうかの指定 |
ジオメトリを簡略化してファイルを縮小する |
|
[ブール値] デフォルト:True |
ファイルサイズを減らすためにジオメトリを簡略化するかどうかの指定 |
テキスト出力 |
|
[リスト] デフォルト: 0 |
テキストをパスとしてエクスポートするか、テキストオブジェクトとしてエクスポートするかの指定。オプションは次のとおり:
|
PDFファイル |
|
[ファイル] デフォルト: [一時ファイルに保存] |
(パスを含む)出力ファイルの名前。次のいずれかです:
|
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
PDFファイル |
|
[ファイル] |
エクスポートした地図帳レイアウトに対応するPDFファイル |
Python コード
アルゴリズムID: native:atlaslayouttopdf
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.7. レイアウトを画像として出力
印刷レイアウトを画像ファイル(PNG画像やJPEG画像など)としてエクスポートします。
パラメータ
基本パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
印刷レイアウト |
|
[レイアウト] |
エクスポートしたいレイアウト |
出力ファイル |
|
[ファイル] デフォルト: [一時ファイルに保存] |
(パスを含む)出力ファイルの名前。次のいずれかです:
|
詳細パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
地図アイテムに割り当てられる地図レイヤ オプション |
|
[列挙型] [レイヤ] |
地図アイテムに表示するレイヤ(ロックされているものは状態変更不可) |
DPI オプション |
デフォルト:未設定 |
[数値] |
出力ファイルのDPI。設定なしの場合には、印刷レイアウトの設定値が使用されます。 |
ワールドファイルを生成する |
|
[ブール値] デフォルト:True |
ワールドファイルを生成するかどうかの指定 |
RDFメタデータのエクスポート |
|
[ブール値] デフォルト:True |
RDFメタデータ(タイトル、著者など)を生成するかどうかの指定 |
アンチエイリアスを有効にする |
|
[ブール値] デフォルト:True |
アンチエイリアスを有効にするかどうかの指定 |
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
出力ファイル |
|
[ファイル] |
エクスポートした印刷レイアウトに対応する画像ファイル |
Python コード
アルゴリズムID: native:printlayouttoimage
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.8. Export print layout as PDF
印刷レイアウトをPDFファイルとしてエクスポートします。
パラメータ
基本パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
印刷レイアウト |
|
[レイアウト] |
エクスポートしたいレイアウト |
PDFファイル |
|
[ファイル] デフォルト: [一時ファイルに保存] |
(パスを含む)出力ファイルの名前。次のいずれかです:
|
詳細パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
地図アイテムに割り当てられる地図レイヤ オプション |
|
[列挙型] [レイヤ] |
地図アイテムに表示するレイヤ(ロックされているものは状態変更不可) |
DPI オプション |
デフォルト:未設定 |
[数値] |
出力ファイルのDPI。設定なしの場合には、印刷レイアウトの設定値が使用されます。 |
常にベクタとしてエクスポートする |
|
[ブール値] デフォルト:False |
ベクタデータを常にベクタのままとするかの指定 |
地理参照情報を追加 |
|
[ブール値] デフォルト:True |
ワールドファイルを生成するかどうかの指定 |
RDFメタデータのエクスポート |
|
[ブール値] デフォルト:True |
RDFメタデータ(タイトル、著者など)を生成するかどうかの指定 |
ラスタタイルのエクスポートを無効化 |
|
[ブール値] デフォルト:False |
ラスタ画像をタイル化するかどうかの指定 |
ジオメトリを簡略化してファイルを縮小する |
|
[ブール値] デフォルト:True |
ファイルサイズを減らすためにジオメトリを簡略化するかどうかの指定 |
テキスト出力 |
|
[リスト] デフォルト: 0 |
テキストをパスとしてエクスポートするか、テキストオブジェクトとしてエクスポートするかの指定。オプションは次のとおり:
|
レイヤを別々のPDFファイルに出力 |
|
[ブール値] デフォルト:False |
Trueの場合には、レイアウト内の地図アイテムごと、レイヤごとに、別々のPDFファイルが作成されます。さらに、他の複雑なレイアウトアイテムに対して個別のPDFファイルを作成するため、レイアウトの論理的な原子コンポーネントを含むPDFファイルのセットが作成される場合があります。 |
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
PDFファイル |
|
[ファイル] |
エクスポートした印刷レイアウトに対応するPDFファイル |
Python コード
アルゴリズムID: native:printlayouttopdf
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.9. 印刷レイアウト領域を作成
印刷レイアウトの地図アイテム(複数可)の表示範囲を示すポリゴンを作成します。ポリゴンは、地図のサイズ(レイアウト単位、すなわち 参照マップ の単位)や縮尺、回転を属性として持ちます。
「地図のアイテム」をパラメータで指定した場合には、その地図の範囲だけが出力されます。指定しない場合には、レイアウト上のすべての地図が出力されます。
オプションとして、出力CDSを指定できます。指定しない場合、元の地図アイテムのCRSが使用されます。
パラメータ
基本パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
印刷レイアウト |
|
[列挙型] |
現在のプロジェクトの印刷レイアウト |
地図のアイテム オプション |
|
[列挙型] デフォルト: すべての地図アイテム |
情報を抽出したい地図アイテム(複数可)。パラメータを指定しない場合には、すべての地図アイテムが処理されます。 |
領域 |
|
[ベクタ:ポリゴン] デフォルト: |
領域の出力ベクタレイヤを指定します。次のいずれかです:
ここでファイルの文字コードを変更することもできます。 |
詳細パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
CRSの上書き オプション |
|
[crs] デフォルト: レイアウトのCRS |
情報が報告されるレイヤのCRSを選択します。 |
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
地図の高さ |
|
[数値] |
|
領域 |
|
[ベクタ:ポリゴン] |
入力印刷レイアウトのすべての地図アイテムの範囲を含むポリゴンベクタレイヤの出力結果 |
地図の回転 |
|
[数値] |
|
地図の縮尺 |
|
[数値] |
|
地図の幅 |
|
[数値] |
Python コード
アルゴリズムID: native:printlayoutmapextenttolayer
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.10. レイヤスタイルの設定
レイヤに指定されたスタイルを適用します。スタイルは QML
ファイルで定義します。
新しい出力結果は作成されません。スタイルはレイヤに即座に適用されます。
パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
レイヤ |
|
[レイヤ] |
スタイルを適用させたい入力レイヤ |
スタイルファイル(QMLファイル) |
|
[ファイル] |
スタイルの |
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
|
[入力レイヤと同じ] |
入力レイヤに新しいスタイルが適用されたもの。新しいレイヤは作成されません。 |
Python コード
アルゴリズムID: native:setlayerstyle
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.11. トポロジーによる塗り分け
隣接するポリゴンが同じ色インデックスとならないように、ただし、必要な色インデックスの数は最小となるように、ポリゴン地物に色インデックスを割り当てます。
このアルゴリズムでは、色を割り当てる際の方法を選択できます。
必要に応じて、最小色数を指定できます。色インデックスは color_id という名前の新しい属性に保存されます。
以下の例では、色4つを選択した場合のアルゴリズムを示しています。各色クラスの地物の数が同じになるように割り当てられていることがわかります。
パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
入力レイヤ |
|
[ベクタ:ポリゴン] |
入力ポリゴンレイヤ |
最小色数 |
|
[数値] デフォルト: 4 |
割り当てる最小の色数。最小値は 1、最大値は1000 |
同じ色の地物の間の最小距離 |
|
[数値] デフォルト: 0.0 |
近くにある(しかし接触していない)地物に同じ色が割り当てられないようにします。最小値は0.0です。 |
色を割り当てる方針 |
|
[列挙型] デフォルト: 0 |
選択肢は以下のとおりです:
|
出力レイヤ |
|
[ベクタ:ポリゴン] デフォルト: |
出力レイヤを指定します。次のいずれかです:
ここでファイルの文字コードを変更することもできます。 |
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
出力レイヤ |
|
[ベクタ:ポリゴン] |
|
Python コード
アルゴリズムID: qgis:topologicalcoloring
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。
25.1.1.12. Transfer annotations from main layer
Transfers all annotations from the main annotation layer in a project to a new annotation layer. Items placement can then be adjusted within the layer stack.
パラメータ
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
New layer name |
|
[文字列] Default: 'Annotations' |
Name of the annotations layer to create |
出力
ラベル |
名前 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|---|
New layer name |
|
[レイヤ] |
A layer with items from the main annotation layer |
Python コード
Algorithm ID: native:transferannotationsfrommain
import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})
algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。