24.1.1. 地図製作

24.1.1.1. 点を地物に揃える

ポイント地物を、別の参照レイヤにある最も近い地物の向きに整列させるために必要な回転量を計算します。出力レイヤには新しいフィールドが追加され、最も近い参照地物に対する角度(時計回り、度単位)が入力されます。

オプションとして、出力レイヤのシンボロジについて、計算された回転フィールドをマーカーシンボルの回転に使用するよう自動的に設定することができます。必要に応じて、孤立したポイントが遠く離れた地物に対して整列しないよう、ポイントを整列させる際に使用する最大距離を設定することができます。

ヒント

このアルゴリズムは、建物のポイントシンボルを最も近い道路の方向に沿わせるように揃えるといった使用事例を想定しています。

checkbox 地物のin-place 変更 が可能なアルゴリズムです。

24.1.1.1.1. パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:ポイント]

回転を計算するポイント地物

参照レイヤ

REFERENCE_LAYER

[ベクタ:任意]

回転量を計算するための地物を検索するレイヤ

最大参照距離

オプション

MAX_DISTANCE

[数値]

デフォルト:未設定

この距離以内に参照地物が見つからない場合には、ポイント地物に回転角は設定されません。

角度の属性名

FIELD_NAME

[文字列]

デフォルト:'rotation'

回転量の値を格納するフィールド名です。

シンボルを自動適用

APPLY_SYMBOLOGY

[ブール値]

デフォルト:True

地物のシンボルマーカーを角度フィールドの値で回転させます。

Aligned layer出力

OUTPUT

[ベクタ:ポイント]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

回転されたベクタレイヤの出力先を指定します。次のうちどれかです:

  • 一時レイヤを作成 (TEMPORARY_OUTPUT)

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

24.1.1.1.2. 出力

ラベル

名前

データ型

説明

Aligned layer出力

OUTPUT

[ベクタ:ポイント]

角度フィールド付きのポイントレイヤが追加されます。QGISに読み込まれると、入力レイヤのシンボロジがデフォルトで適用され、マーカーシンボルにはデータ定義の回転が適用されます。

24.1.1.1.3. Python コード

アルゴリズムID: qgis:angletonearest

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

24.1.1.2. スタイルデータベースを統合

複数のQGISスタイルデータベースを1つのスタイルデータベースに統合します。複数のデータベースに同じ種類で同じ名前のアイテムがある場合には、統合結果の出力データベースではこれらは一意な名前となるように名前が変更されます。

24.1.1.2.1. パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

入力データベース

INPUT

[ファイル] [リスト]

QGISスタイルアイテムを含むファイル

統合するオブジェクト

OBJECTS

[列挙型] [リスト]

新しいスタイルデータベースに入れたい入力データベース内のスタイルアイテムの種類。以下の種類があります:

出力スタイルデータベース

OUTPUT

[ファイル]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

選択したスタイルアイテムを統合した出力 .XML ファイル。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成 (TEMPORARY_OUTPUT)

  • ファイルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

24.1.1.2.2. 出力

ラベル

名前

データ型

説明

カラーランプの数

COLORRAMPS

[数値]

ラベル設定の数

LABELSETTINGS

[数値]

出力スタイルデータベース

OUTPUT

[ファイル]

選択したスタイルアイテムを統合した出力 .XML ファイル

シンボルの数

SYMBOLS

[数値]

テキストフォーマットの数

TEXTFORMATS

[数値]

24.1.1.2.3. Python コード

アルゴリズムID: qgis:combinestyles

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

24.1.1.3. 分類されたシンボルを作成

ベクタレイヤのレンダラを、スタイルデータベースのマッチするシンボルを使用したカテゴリ値レンダラに変更します。スタイルファイルを指定しない場合には、ユーザーの現在の シンボルライブラリ を代わりに使用します。

指定された式またはフィールドを使用してレンダラのカテゴリを作成します。各カテゴリは、指定されたQGIS XML スタイル データベース内に存在するシンボルと個別にマッチングします。一致するシンボル名が見つかると、カテゴリのシンボルはこの一致したシンボルに設定されます。

必要ならば、シンボルとマッチしなかったカテゴリ名のリストや、カテゴリとマッチしなかったシンボル名のリストをテーブルに出力できます。

24.1.1.3.1. パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

分類されたスタイルを適用するベクタレイヤ

式を使用したカテゴリ分類

FIELD

[式]

地物を分類するフィールドまたは式

スタイルデータベース(既存シンボルを使う場合は空白にしてください)

STYLE

[ファイル]

入力レイヤのカテゴリに適用するシンボルを含むファイル( .XML ファイル)。このファイルは、スタイルマネージャの シンボルの共有 ツールを使用して取得することもできます。ファイルを指定しない場合には、QGISのローカルなシンボルライブラリを使用します。

大文字小文字を区別する

CASE_SENSITIVE

[ブール値]

デフォルト:False

True(チェック)の場合、カテゴリとシンボル名の間で大文字小文字を区別した比較を行います

非アルファベット文字は無視する

TOLERANT

[ブール値]

デフォルト:False

True(チェック)の場合、カテゴリとシンボル名の非アルファベット文字は無視します。マッチング時の許容度が大きくなります。

一致しなかったカテゴリ

オプション

NON_MATCHING_CATEGORIES

[テーブル]

デフォルト: [出力をスキップ]

スタイルデータベース内のどのシンボルにもマッチしなかったカテゴリの出力テーブル。次のいずれかです:

  • 出力をスキップ

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • PostGISテーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

一致しなかったシンボル名

オプション

NON_MATCHING_SYMBOLS

[テーブル]

デフォルト: [出力をスキップ]

どのカテゴリともマッチしなかったスタイルデータベースのシンボルの出力テーブル。次のいずれかです:

  • 出力をスキップ

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • PostGISテーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

24.1.1.3.2. 出力

ラベル

名前

データ型

説明

一致しなかったカテゴリ

NON_MATCHING_CATEGORIES

[テーブル]

指定されたスタイルデータベースのどのシンボルともマッチしなかったカテゴリをリストします。

一致しなかったシンボル名

NON_MATCHING_SYMBOLS

[テーブル]

どのカテゴリともマッチしなかったスタイルデータベースのシンボルをリストします。

分類されたレイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

入力ベクタレイヤに分類されたスタイルが適用されたもの。新しいレイヤは出力されません。

24.1.1.3.3. Python コード

アルゴリズムID: qgis:categorizeusingstyle

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

24.1.1.4. スタイルデータベースを作成

QGISのプロジェクトから全てのスタイルオブジェクト(シンボル、カラーランプ、テキストフォーマット、ラベル設定)を抽出します。

抽出されたシンボルは、 スタイルマネージャ ダイアログで管理とインポートができる、QGIS スタイルデータベース( XML 形式)に保存されます。

24.1.1.4.1. パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

入力プロジェクト(空白なら現在のプロジェクト)

オプション

INPUT

[ファイル]

スタイルアイテムを抽出したいQGISプロジェクトファイル

抽出するオブジェクト

OBJECTS

[列挙型] [リスト]

新しいスタイルデータベースに入れたい入力プロジェクト内のスタイルアイテムの種類。以下の種類があります:

出力スタイルデータベース

OUTPUT

[ファイル]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

選択したスタイルアイテムの出力 .XML ファイルを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成 (TEMPORARY_OUTPUT)

  • ファイルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

24.1.1.4.2. 出力

ラベル

名前

データ型

説明

カラーランプの数

COLORRAMPS

[数値]

カラーランプの数

ラベル設定の数

LABELSETTINGS

[数値]

ラベル設定の数

出力スタイルデータベース

OUTPUT

[ファイル]

選択したスタイルアイテムの出力 .XML ファイル

シンボルの数

SYMBOLS

[数値]

シンボルの数

テキストフォーマットの数

TEXTFORMATS

[数値]

テキストフォーマットの数

24.1.1.4.3. Python コード

アルゴリズムID: qgis:stylefromproject

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

24.1.1.6. レイヤスタイルの設定

レイヤに指定されたスタイルを適用します。スタイルは QML ファイルで定義します。

新しい出力結果は作成されません。スタイルはレイヤに即座に適用されます。

24.1.1.6.1. パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

レイヤ

INPUT

[レイヤ]

スタイルを適用させたい入力レイヤ

スタイルファイル(QMLファイル)

STYLE

[ファイル]

スタイルの .qml ファイルへのパス

24.1.1.6.2. 出力

ラベル

名前

データ型

説明

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

入力レイヤに新しいスタイルが適用されたもの。新しいレイヤは作成されません。

24.1.1.6.3. Python コード

アルゴリズムID: qgis:setlayerstyle

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

24.1.1.7. トポロジーによる塗り分け

隣接するポリゴンが同じ色インデックスとならないように、ただし、必要な色インデックスの数は最小となるように、ポリゴン地物に色インデックスを割り当てます。

このアルゴリズムでは、色を割り当てる際の方法を選択できます。

必要に応じて、最小色数を指定できます。色インデックスは color_id という名前の新しい属性に保存されます。

以下の例では、色4つを選択した場合のアルゴリズムを示しています。各色クラスの地物の数が同じになるように割り当てられていることがわかります。

../../../../_images/topological_color.png

図 24.1 トポロジーによる塗り分けの例

24.1.1.7.1. パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:ポリゴン]

入力ポリゴンレイヤ

最小色数

MIN_COLORS

[数値]

デフォルト: 4

割り当てる最小の色数。最小値は 1、最大値は1000

同じ色の地物の間の最小距離

MIN_DISTANCE

[数値]

デフォルト: 0.0

近くにある(しかし接触していない)地物に同じ色が割り当てられないようにします。最小値は0.0です。

色を割り当てる方針

BALANCE

[列挙型]

デフォルト: 0

選択肢は以下のとおりです:

  • 0 --- 地物の数が同じになるように割り当て

    各色インデックスに割り当てられた地物の数が均衡するように色を割り当てます。

  • 1 --- 面積が同じになるように割り当て

    各色に割り当てられた地物の面積の合計が均衡するように色を割り当てます。このモードは便利です。このモードは、巨大な地物があると、塗り分けられた地図上である色が支配的になっているように見えることを避けるのに便利です。

  • 2 --- 同じ色の地物ができるだけ離れるように割り当て

    同じ色の地物間の距離が最大になるように色を割り当てます。このモードでは、地図上の色の分布をより均一にできます。

出力レイヤ

OUTPUT

[ベクタ:ポリゴン]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

出力レイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • PostGISテーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

24.1.1.7.2. 出力

ラベル

名前

データ型

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[ベクタ:ポリゴン]

color_id カラムが追加されたポリゴンベクタレイヤ

24.1.1.7.3. Python コード

アルゴリズムID: qgis:topologicalcoloring

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。