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28.1.23. ベクタオーバーレイ

28.1.23.1. 切り抜く

追加したポリゴンレイヤの地物を使ってベクタレイヤを切り抜きます。

入力レイヤの地物のうち、オーバーレイレイヤのポリゴンに含まれる部分のみが、結果レイヤに追加されます。

警告

ジオメトリの修正のみ

この操作は地物のジオメトリのみを変更します。地物の属性値は 変更されません が、地物の面積や長さなどのプロパティはオーバーレイ操作によって変更されます。そのようなプロパティが属性として保存されている場合、それらの属性は手動で更新する必要があります。

このアルゴリズムは、プロバイダで空間インデックスを使用し、ジオメトリが準備されたジオメトリを使用し、ジオメトリがマスクジオメトリに完全に含まれていない場合に切り抜き操作を適用します。

../../../../_images/clip3.png

図 28.119 2つの地物を持つ入力レイヤ 'a' と1つの地物を持つオーバーレイレイヤ 'b' 間の切り抜き操作(左)- 結果として、修正された 'a' 地物を持つ新しいレイヤができる(右)

checkbox ポイント、ライン、ポリゴン地物の 地物のIn-place編集 が可能です

デフォルトメニューベクタ ► 空間演算ツール

参考

交差, 差分

パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

切り抜かれる地物を格納しているレイヤ

オーバーレイレイヤ

OVERLAY

[ベクタ:ポリゴン]

切り抜く地物を格納しているレイヤ

切り抜き結果

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

オーバーレイ(クリッピング)レイヤの内側にある入力レイヤの地物を格納するレイヤを指定します。以下のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

切り抜き結果

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

オーバーレイレイヤで分割された入力レイヤの地物を格納するレイヤ

Python コード

Algorithm ID: qgis:clip

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.2. 差分

入力レイヤから、オーバーレイレイヤの境界内にない地物を抽出します。

オーバーレイレイヤ地物と部分的に重なる入力レイヤ地物は、それらの地物の境界に沿って分割され、オーバーレイレイヤ地物の外側の部分のみが保持されます。

警告

ジオメトリの修正のみ

この操作は地物のジオメトリのみを変更します。地物の属性値は 変更されません が、地物の面積や長さなどのプロパティはオーバーレイ操作によって変更されます。そのようなプロパティが属性として保存されている場合、それらの属性は手動で更新する必要があります。

../../../../_images/difference.png

図 28.120 2つの地物を持つ入力レイヤ 'a' と1つの地物を持つオーバーレイレイヤ 'b' の差分操作(左) - 結果として、修正された 'a' 地物を持つ新しいレイヤ(右)

checkbox ポイント、ライン、ポリゴン地物の 地物のIn-place編集 が可能です

デフォルトメニューベクタ ► 空間演算ツール

パラメータ

基本パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

地物(の一部)を抽出するレイヤ。

オーバーレイレイヤ

OVERLAY

[ベクタ:任意]

入力レイヤのジオメトリから減算されるジオメトリを含むレイヤ。少なくとも入力レイヤのジオメトリと同じ次元数(ポイント:0D、ライン:1D、ポリゴン:2D、ボリューム:3D)を持つことが期待される。

差分

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

入力レイヤの地物(の一部)のうち、オーバーレイレイヤの内側にないものを格納するレイヤを指定します。以下のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

詳細パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

グリッドサイズ

オプション

GRID_SIZE

[数値]

デフォルト:未設定

指定された場合、入力ジオメトリは指定されたサイズのグリッドにスナップされ、結果の頂点は同じグリッド上で計算されます。GEOS 3.9.0以上が必要です。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

差分

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

オーバーレイレイヤに重ならない、入力レイヤの地物(の一部)を格納するレイヤ。

Python コード

Algorithm ID: qgis:difference

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.3. 差分(複数レイヤ)

入力レイヤから、いずれのオーバーレイレイヤの地物からも完全に外れているか部分的にしか重ならない、地物を抽出します。

各オーバーレイレイヤについて、それまでの全ての差分演算の結果とこのオーバーレイレイヤの差分が計算されます。オーバーレイレイヤの地物と部分的に重なる入力レイヤの地物は、それらの地物の境界に沿って分割され、オーバーレイレイヤの地物の外側の部分のみが保持されます。

警告

ジオメトリの修正のみ

この操作は地物のジオメトリのみを変更します。地物の属性値は 変更されません が、地物の面積や長さなどのプロパティはオーバーレイ操作によって変更されます。そのようなプロパティが属性として保存されている場合、それらの属性は手動で更新する必要があります。

../../../../_images/difference_multi.png

図 28.121 2つの地物を持つ入力レイヤ'a'と1つの地物を持つオーバーレイレイヤ'b'と'c'の差分演算(左) - 結果として、修正された'a'地物を持つ新しいレイヤ(右)

パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

地物(の一部)を抽出するレイヤ。

オーバーレイレイヤ

OVERLAYS

[ベクタ:任意] [リスト]

入力レイヤのジオメトリから減算されるジオメトリを格納しているレイヤのリスト。少なくとも入力レイヤのジオメトリと同じ次元(ポイント: 0D、ライン: 1D、ポリゴン: 2D、ボリューム: 3D)を持つことが期待されます。

差分

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

入力レイヤの地物(の一部)のうち、オーバーレイレイヤの地物と重ならないものを格納するレイヤを指定します。以下のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

差分

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

入力レイヤの地物(の一部)のうち、オーバーレイレイヤの地物と重ならないものを格納するレイヤ。

Python コード

Algorithm ID: qgis:multidifference

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.4. 矩形範囲で抽出

指定した範囲内にある地物のみを含む新しいベクタレイヤを作成します。

範囲と交差する地物は全て含まれます。

../../../../_images/extractbyextent.png

図 28.122 3つの地物を持つ入力レイヤ'a'と破線の範囲との間の抽出演算(左) - 結果の地物と参考の破線の範囲(右)

参考

切り抜く

パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

地物(の一部)を抽出するレイヤ。

領域 (xmin, xmax, ymin, ymax)

EXTENT

[範囲]

切り抜く範囲

利用できる方法:

  • レイヤーから計算...: 現在のプロジェクトに読み込まれたレイヤの範囲を使用します。

  • レイアウトマップから計算...: アクティブなプロジェクト内の レイアウト地図アイテム の範囲を使用します。

  • ブックマークから計算...:保存された ブックマーク の範囲を使用します。

  • 現在のキャンバス領域を使用

  • キャンバスに描画: 考慮する領域を区切る矩形をクリック&ドラッグします。

  • xmin, xmax, ymin, ymax として座標を入力

地物を切り抜く

CLIP

[ブール値]

デフォルト: False

チェックを付けると、出力ジオメトリは自動的にマルチジオメトリに変換され、出力タイプが均一になります。さらに、それらのジオメトリは、ジオメトリ全体を出力として使用するのではなく、選択した範囲で切り取られます。

../../../../_images/extractbyextent_clip.png

図 28.123 3つの地物を持つ入力レイヤ'a'と破線の範囲との間の抽出演算(左) - 結果の地物と参考の破線の範囲(右)

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

切り抜き範囲内にある入力レイヤの地物を格納するレイヤを指定します。以下のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

切り抜かれた地物を格納するレイヤ

Python コード

Algorithm ID: qgis:extractbyextent

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.5. 交差

入力レイヤの地物のうち、オーバーレイレイヤの地物と重なる部分を抽出します。

交差レイヤの地物には、入力レイヤとオーバーレイレイヤの両方から重なる地物の属性が割り当てられます。

警告

ジオメトリの修正のみ

この操作は地物のジオメトリのみを変更します。地物の属性値は 変更されません が、地物の面積や長さなどのプロパティはオーバーレイ操作によって変更されます。そのようなプロパティが属性として保存されている場合、それらの属性は手動で更新する必要があります。

../../../../_images/intersection.png

図 28.124 2つの地物を持つ入力レイヤ'a'とひとつの地物を持つオーバーレイレイヤ'b'の交差演算(左) - 重なり合った領域は、両方のレイヤの属性を持った、2つの地物を持つ新しいレイヤとなる(右)

デフォルトメニューベクタ ► 空間演算ツール

パラメータ

基本パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

地物(の一部)を抽出するレイヤ。

オーバーレイレイヤ

OVERLAY

[ベクタ:任意]

重なりをチェックする地物を格納しているレイヤ。その地物のジオメトリは、少なくとも入力レイヤと同じ次元(ポイント: 0D、ライン: 1D、ポリゴン: 2D、ボリューム: 3D)であることが期待されます。

入力レイヤからコピーする属性(全属性を保持する場合は空白のまま)

オプション

INPUT_FIELDS

[テーブルのフィールド:任意] [リスト]

デフォルト: なし

出力に残す入力レイヤのフィールド。フィールドが選択されないときは、全てのフィールドが出力されます。

オーバーレイレイヤからコピーする属性(全属性を保持する場合は空白のまま)

オプション

OVERLAY_FIELDS

[テーブルのフィールド:任意] [リスト]

デフォルト: なし

出力に残すオーバーレイレイヤのフィールド。フィールドが選択されないときは、全てのフィールドが出力されます。重複するフィールド名には、衝突を避けるためにカウントサフィックスが付加されます。

交差

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

オーバーレイレイヤのひとつ以上の地物と重なる入力レイヤの地物(の一部)を格納するレイヤを指定します。以下のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

詳細パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

オーバーレイの属性の接頭辞

オプション

OVERLAY_FIELDS_PREFIX

[文字列]

オーバーレイレイヤのフィールドを識別するための接頭辞を追加します。重複するフィールド名には、衝突を避けるためにカウントサフィックスが付加されます。

グリッドサイズ

オプション

GRID_SIZE

[数値]

デフォルト:未設定

指定された場合、入力ジオメトリは指定されたサイズのグリッドにスナップされ、結果の頂点は同じグリッド上で計算されます。GEOS 3.9.0以上が必要です。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

交差

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

オーバーレイレイヤと重なる、入力レイヤの地物(の部分)を格納するレイヤ。

Python コード

Algorithm ID: qgis:intersection

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.6. 交差(複数レイヤ)

入力レイヤ及び全てのオーバーレイレイヤの地物のうち、重なっている部分を抽出します。

出力レイヤの地物には、入力レイヤとオーバーレイレイヤの両方から重なる地物の属性が割り当てられます。

警告

ジオメトリの修正のみ

この操作は地物のジオメトリのみを変更します。地物の属性値は 変更されません が、地物の面積や長さなどのプロパティはオーバーレイ操作によって変更されます。そのようなプロパティが属性として保存されている場合、それらの属性は手動で更新する必要があります。

../../../../_images/intersection_multi.png

図 28.125 2つの地物を持つ入力レイヤ'a'とひとつの地物を持つオーバーレイレイヤ'b'と'c'の交差演算(左) - 重なり合った領域は、全てのレイヤの属性を持った、2つの地物を持つ新しいレイヤとなる(右)

パラメータ

基本パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

地物(の一部)を抽出するレイヤ。

オーバーレイレイヤ

OVERLAYS

[ベクタ:任意] [リスト]

重なりをチェックする地物を格納しているレイヤ。その地物のジオメトリは、少なくとも入力レイヤと同じ次元(ポイント: 0D、ライン: 1D、ポリゴン: 2D、ボリューム: 3D)であることが期待されます。

詳細パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

オーバーレイの属性の接頭辞

オプション

OVERLAY_FIELDS_PREFIX

[文字列]

オーバーレイレイヤのフィールドを識別するための接頭辞を追加します。重複するフィールド名には、衝突を避けるためにカウントサフィックスが付加されます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

交差

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

全てのオーバーレイレイヤと重なる、入力レイヤの地物(の部分)を格納するレイヤ。

Python コード

Algorithm ID: qgis:multiintersection

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.7. 線の交差

2つのレイヤのラインが交差するポイント地物を作成します。

../../../../_images/line_intersection.png

図 28.126 交差の点

デフォルトメニュー: ベクタ ► 解析ツール

パラメータ

基本パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:ライン]

入力ラインレイヤ

交差レイヤ

INTERSECT

[ベクタ:ライン]

線の交差を見つけるために使うレイヤ。

入力レイヤからコピーする属性(全属性を保持する場合は空白のまま)

オプション

INPUT_FIELDS

[テーブルのフィールド:任意] [リスト]

デフォルト: なし

出力に残す入力レイヤのフィールド。フィールドが選択されないときは、全てのフィールドが出力されます。

交差レイヤからコピーする属性(全属性を保持する場合は空白のまま)

オプション

INTERSECT_FIELDS

[テーブルのフィールド:任意] [リスト]

デフォルト: なし

出力に残す交差レイヤのフィールド。フィールドが選択されないときは、全てのフィールドが出力されます。重複するフィールド名には、衝突を避けるためにカウントサフィックスが付加されます。

交差

OUTPUT

[ベクタ:ポイント]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

入力レイヤとオーバーレイレイヤのラインの交差ポイントを格納するレイヤを指定します。以下のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

詳細パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

交差のフィールド名接頭辞

オプション

INTERSECT_FIELDS_PREFIX

[文字列]

交差レイヤのフィールドを識別するための接頭辞を追加します。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

交差部分

OUTPUT

[ベクタ:ポイント]

両方のレイヤの属性を持った、線の交差のポイントベクタレイヤ。

Python コード

Algorithm ID: qgis:lineintersections

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.8. 線で分割

あるレイヤのライン又はポリゴンを、別のレイヤのライン又はポリゴンリングを使って分割し、分割点を定義します。両方のレイヤのジオメトリ間の交点が分割点とみなされます。

出力は、分割された地物のマルチジオメトリを格納します。

../../../../_images/split_with_lines.png

図 28.127 分割されたライン

checkbox ライン及びポリゴン地物の 地物のIn-place編集 が可能です

パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:ライン、ポリゴン]

分割されるライン又はポリゴンを格納しているレイヤ。

切断線のレイヤ

LINES

[ベクタ:ライン、ポリゴン]

分割点を定義するのに使われるライン又はポリゴンを持つレイヤ。

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

入力レイヤから分割された(分割レイヤにあるラインと交差した)ライン/ポリゴン地物を格納するレイヤを指定します。以下のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

入力レイヤから分割されたライン又はポリゴンを持つ出力ベクタレイヤ

Python コード

Algorithm ID: qgis:splitwithlines

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.9. 対称差

入力レイヤとオーバーレイレイヤの両方からの地物を含み、2つのレイヤ間の重なっている領域が取り除かれたレイヤを作成します。

対称差レイヤの属性テーブルには、入力レイヤとオーバーレイレイヤの両方の属性とフィールドが含まれています。

警告

ジオメトリの修正のみ

この操作は地物のジオメトリのみを変更します。地物の属性値は 変更されません が、地物の面積や長さなどのプロパティはオーバーレイ操作によって変更されます。そのようなプロパティが属性として保存されている場合、それらの属性は手動で更新する必要があります。

../../../../_images/symmetrical_difference.png

図 28.128 2つの地物を持つ入力レイヤ'a'とひとつの地物を持つオーバーレイレイヤ'b'の対称差演算(左) - 両方のレイヤの属性を持った、3つの地物を持つレイヤとなる(右)

デフォルトメニューベクタ ► 空間演算ツール

パラメータ

基本パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

地物(の部分)を抽出する最初のレイヤ。

オーバーレイレイヤ

OVERLAY

[ベクタ:任意]

地物(の部分)を抽出する二番目のレイヤ。ジオメトリの型は入力レイヤと同じであることが理想的です。

対象差

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

入力レイヤとオーバーレイレイヤからの地物(の部分)であって、他のレイヤの地物と重ならないものを格納するレイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

詳細パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

オーバーレイの属性の接頭辞

オプション

OVERLAY_FIELDS_PREFIX

[文字列]

オーバーレイレイヤのフィールドを識別するための接頭辞を追加します。重複するフィールド名には、衝突を避けるためにカウントサフィックスが付加されます。

グリッドサイズ

オプション

GRID_SIZE

[数値]

デフォルト:未設定

指定された場合、入力ジオメトリは指定されたサイズのグリッドにスナップされ、結果の頂点は同じグリッド上で計算されます。GEOS 3.9.0以上が必要です。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

対象差

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

各レイヤからの地物(の部分)であり、他のレイヤと重ならず、両方のレイヤの属性を持つものを格納するレイヤ。

Python コード

Algorithm ID: qgis:symmetricaldifference

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.10. 和集合

入力レイヤの地物が互いに重なっていないかどうかをチェックし、重なった部分と重なっていない部分を別の地物に分解します。重なった部分は、重なった地物の数だけ同じ地物が作成されます。

../../../../_images/union.png

図 28.129 1つの入力レイヤで2つの地物が重なった和集合演算(左) - 4つの地物になる(中) - 分かりやすくするために地物を移動(右)

オーバーレイレイヤを使うこともでき、この場合、各レイヤの地物は、もう一方のレイヤの地物と重なる部分で分割され、入力レイヤとオーバーレイレイヤの全ての部分を含むレイヤが作成されます。同じレイヤの地物は互いに分割されません。和集合レイヤの属性テーブルには、重複していない地物の場合はそれぞれの元のレイヤの属性値が、重複している地物の場合は両方のレイヤの属性値が入力されます。

../../../../_images/union_with_overlay.png

図 28.130 2地物の入力レイヤ「a」と1地物のオーバーレイレイヤ「b」の和集合演算(左) - 両レイヤの属性を持つ5地物のレイヤとなる(右)

注釈

オーバーレイレイヤでは、同じレイヤ上の地物は互いに分割されません。他のレイヤとの重なりだけでなく同じレイヤの重なりを分割したい場合は、まず複数のレイヤでアルゴリズムを実行し、前回の出力のみで再度アルゴリズムを実行してください。

デフォルトメニューベクタ ► 空間演算ツール

パラメータ

基本パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

全ての交差で分割する入力ベクタレイヤ。

オーバーレイレイヤ

オプション

OVERLAY

[ベクタ:任意]

最初のレイヤと結合されるレイヤ。ジオメトリタイプは入力レイヤと同じであることが理想的です。

和集合

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

入力レイヤおよびオーバーレイレイヤの(分割および複製された)地物を格納するレイヤを指定します。以下のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

詳細パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

オーバーレイの属性の接頭辞

オプション

OVERLAY_FIELDS_PREFIX

[文字列]

オーバーレイレイヤのフィールドを識別するための接頭辞を追加します。重複するフィールド名には、衝突を避けるためにカウントサフィックスが付加されます。

グリッドサイズ

オプション

GRID_SIZE

[数値]

デフォルト:未設定

指定された場合、入力ジオメトリは指定されたサイズのグリッドにスナップされ、結果の頂点は同じグリッド上で計算されます。GEOS 3.9.0以上が必要です。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

和集合

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

処理されたレイヤの重複している部分と重複していない部分を全て格納するレイヤ。

Python コード

Algorithm ID: qgis:union

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.23.11. 和集合(複数レイヤ)

入力レイヤの地物が互いに重なっていないかどうかをチェックし、重なった部分と重なっていない部分を別の地物に分解します。重なった部分は、重なった地物の数だけ同じ地物が作成されます。

../../../../_images/union.png

図 28.131 1つの入力レイヤで2つの地物が重なった和集合演算(左) - 4つの地物になる(中) - 分かりやすくするために地物を移動(右)

複数のオーバーレイレイヤを使うこともできます、 この場合、各レイヤの地物は、他の全てのレイヤの地物と重なる部分で分割され、入力レイヤとオーバーレイレイヤの全ての部分を含むレイヤが作成されます。同じレイヤの地物は互いに分割されません。和集合レイヤの属性テーブルには、重複していない地物の場合はそれぞれの元のレイヤの属性値が、重複している地物の場合はオーバーレイレイヤの属性値が入力されます。

../../../../_images/union_multi.png

図 28.132 2地物の入力レイヤ「a」と1地物のオーバーレイレイヤ「b」及び「c」の和集合演算(左) - 全レイヤの属性を持つ11地物のレイヤとなる(右)

注釈

オーバーレイレイヤでは、同じレイヤ上の地物は互いに分割されません。他のレイヤとの重なりだけでなく同じレイヤの重なりを分割したい場合は、まず複数のレイヤでアルゴリズムを実行し、前回の出力のみで再度アルゴリズムを実行してください。

パラメータ

基本パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

入力レイヤ

INPUT

[ベクタ:任意]

全ての交差で分割する入力ベクタレイヤ。

オーバーレイレイヤ

オプション

OVERLAYS

[ベクタ:任意] [リスト]

最初のレイヤと結合されるレイヤ。ジオメトリタイプは入力レイヤと同じであることが理想的です。

和集合

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

デフォルト: [一時レイヤを作成]

入力レイヤおよびオーバーレイレイヤの(分割および複製された)地物を格納するレイヤを指定します。以下のいずれかです:

  • 一時レイヤを作成( TEMPORARY_OUTPUT

  • ファイルに保存...

  • GeoPackageに保存...

  • データベーステーブルに保存...

ここでファイルの文字コードを変更することもできます。

詳細パラメータ

ラベル

名前

タイプ

説明

オーバーレイの属性の接頭辞

オプション

OVERLAY_FIELDS_PREFIX

[文字列]

オーバーレイレイヤのフィールドを識別するための接頭辞を追加します。重複するフィールド名には、衝突を避けるためにカウントサフィックスが付加されます。

出力

ラベル

名前

タイプ

説明

和集合

OUTPUT

[入力レイヤと同じ]

処理されたレイヤの重複している部分と重複していない部分の全てを、全てのレイヤの属性と共に、格納するレイヤ。

Python コード

Algorithm ID: qgis:multiunion

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。