16.2. ラスタ解析

16.2.1. ラスタ計算機

ラスタ メニューの ラスタ計算機 は、既存のラスタのピクセル値に基づいた計算を実行します( 図 16.20 参照)。結果はGDALがサポートする形式の新規ラスタレイヤとして書き出されます。

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図 16.20 ラスタ計算機

The Raster bands list contains all loaded raster layers that can be used. To add a raster to the raster calculator expression field, double click its name in the Fields list. You can then use the operators to construct calculation expressions, or you can just type them into the box.

In the Result layer section, you will need to define an output layer. You can:

  • checkbox Create on-the-fly raster instead of writing layer to disk:

    • If unchecked, the output is stored on the disk as a new plain file. An Output layer path and an Output format are required.

    • If checked, a virtual raster layer, i.e. a raster layer defined by its URI and whose pixels are calculated on-the-fly, is created. It's not a new file on disk; the virtual layer is still connected to the rasters used in the calculation meaning that deleting or moving these rasters would break it. A Layer name can be provided, otherwise the calculation expression is used as such. Removing the virtual layer from the project deletes it, and it can be made persistent in file using the layer Export ► Save as... contextual menu.

  • Define the Spatial extent of the calculation based on an input raster layer extent, or on custom X,Y coordinates

  • Set the Resolution of the layer using columns and rows number. If the input layer has a different resolution, the values will be resampled with the nearest neighbor algorithm.

  • With the checkbox Add result to project checkbox, the result layer will automatically be added to the legend area and can be visualized. Checked by default for virtual rasters.

The Operators section contains all available operators. To add an operator to the raster calculator expression box, click the appropriate button. Mathematical calculations (+, -, *, ... ) and trigonometric functions (sin, cos, tan, ... ) are available. Conditional expressions (=, !=, <, >=, ... ) return either 0 for false or 1 for true, and therefore can be used with other operators and functions.

ヒント

ラスタ計算機 のアルゴリズムについても参照してください。

16.2.1.1.

標高値をメートルからフィートに変換する

メートル単位の標高ラスタからフィート単位のラスタを作成するには、メートルからフィートへの換算係数 3.28 を掛けます。式は次のとおりです:

マスクを使用する

例えば、標高0メートル以上の部分だけに興味があるなど、ラスタの一部をマスクしたい場合には、マスクの作成とその結果のラスタへの適用が以下の式を使用して一度に行えます。

これはつまり、標高値が0以上の各セルは条件式の評価が1になり、元の値に1を掛けるので値が維持されます。そうでない場合には条件式の評価が0になり、ラスタ値が0になります。これにより、標高値に応じたマスクが作成されます。

Classify a Raster

ラスタを例えば2つの標高クラスに分類したい場合には、次の式を使用すると、1つのステップで2種類の値 1と2を持つラスタを作成することができます。

("[email protected]" < 50) * 1 + ("[email protected]" >= 50) * 2

これはつまり、標高値が50未満の各セルには値1が設定され、50以上の各セルには値2が設定されます。

Or you can use the IF operator.

if ( elevation@1 < 50 , 1 , 2 )

16.2.2. ラスタを揃える

このツールは複数のラスタを入力として、それらの位置を完全に合わせることが可能です。これはつまり、

  • 同じCRSに再投影し、

  • 同じセルサイズや同じグリッドオフセットにリサンプリングし、

  • 関心のある領域で切り抜きを行い、

  • 必要に応じて値を再スケールします。

ラスタはすべて、別のファイルに保存されます。

まず、 ラスタ ► ラスタを揃える... からツールを開き、 symbologyAdd 新しいラスタを追加 ボタンをクリックして、QGISの既存のラスタを1つ選択します。揃えたあとのラスタを保存する出力ファイルやリサンプリング方法を選択し、ツールで必要ならば セルサイズに応じてスケール にチェックを入れます。リサンプリング方法は以下が選択できます( 図 16.21 参照):

  • 最近傍(Nearest Neighbor)

  • バイリニア(2x2)

  • キュービック(4x4 ) :三次の畳込み内挿近似

  • キュービックBスプライン(4x4 ) :キュービックBスプライン近似

  • ランチョス(6x6) :ランチョス窓によるsinc補間

  • 平均(Average) :NODATAでない寄与ピクセルすべての平均を計算

  • モード :すべてのサンプリングポイントの中で最も頻繁に出現する値を選択

  • 最大値最小値中央値第1四分位(Q1)第3四分位(Q3) :それぞれNODATAでない寄与ピクセルすべての最大値 、最小値、中央値、第1四分位値、第3四分位値を選択

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図 16.21 ラスタのリサンプリングオプションの選択

ラスタを揃える のメインダイアログでは、 symbologyEdit ファイル設定の編集 を行ったり、ラスタレイヤのリストから symbologyRemove 既存のファイルを削除 することができます。また、以下の複数のオプションを選択することもできます( 図 16.22 参照)。

  • 参照するレイヤ の選択

  • 新しい 座標参照系(CRS) への変換

  • 異なる セルサイズ の設定

  • 異なる グリッドオフセット の設定

  • 切り抜く領域 :ユーザ定義の範囲やレイヤ領域、マップキャンバス領域を境界とすることができます

  • 出力サイズ

  • 揃えられたラスタをキャンバスに追加する

../../../_images/raster_align.png

図 16.22 ラスタを揃える