16.1. ラスタプロパティダイアログ

ラスタレイヤのプロパティを表示・設定するには、マップ凡例のレイヤ名をダブルクリックするか、レイヤ名を右クリックして、コンテキストメニューから プロパティ を選択します。これにより ラスタレイヤプロパティ ダイアログが表示されます。

このダイアログにはさまざまなタブがあります:

metadata 情報

system ソース

symbology Symbology[1]

transparency Transparency[1]

rasterHistogram Histogram[1]

rendering レンダリング

temporal Temporal

pyramids ピラミッド

editMetadata メタデータ

legend 凡例

overlay QGISサーバー

External plugins[2] tabs

[1] Also available in the Layer styling panel

[2] External plugins you install can optionally add tabs to this dialog. Those are not presented in this document. Refer to their documentation.

ちなみに

ライブアップデートレンダリング

レイヤスタイル設定パネル はレイヤプロパティダイアログの一般的な機能のいくつかを提供しており、レイヤスタイルの設定を素早く行い、変更内容をマップキャンバス上で確認できる、優れたモードレスのウィジェットです。

注釈

埋め込まれたレイヤ( プロジェクトを入れ子にする を参照)のプロパティ(シンボロジ、ラベル、アクション、デフォルト値、フォーム...)は、元のプロジェクトファイルから引き出されているため、この動作を壊す可能性のある変更を避けるために、埋め込まれたレイヤに対してはレイヤプロパティダイアログは利用できなくなっています。

16.1.1. 情報プロパティ

metadata 情報 タブは読み取り専用で、現在のレイヤの要約された情報やメタデータをさっと掴むことができる興味深い場所です。提供される情報には、以下のものがあります:

  • general such as name in the project, source path, list of auxiliary files, last save time and size, the used provider

  • based on the provider of the layer: extent, width and height, data type, GDAL driver, bands statistics

  • the Coordinate Reference System: name, units, method, accuracy, reference (i.e. whether it's static or dynamic)

  • read from layer properties: data type, extent, width/height, compression, pixel size, statistics on bands, number of columns, rows and no-data values of the raster...

  • picked from the filled metadata: access, extents, links, contacts, history...

16.1.2. ソースプロパティ

ソース タブは、選択されたラスタに関する以下のような基本的な情報を表示します:

  • レイヤパネル で表示される レイヤ名

  • 設定されたCRS :レイヤの 座標参照系(CRS) を表示します。最近使用したCRSをドロップダウンリストから選ぶか、 setProjection CRSの選択 ボタン( 座標参照系の選択 を参照)をクリックすることで、レイヤのCRSを変更できます。レイヤのCRSが間違っている場合か、CRSが何も設定されていない場合にのみ、この操作を行ってください。データを再投影したい場合には、プロセシングアルゴリズムのレイヤの再投影を使用するか、 新しいデータセットとして保存 してください。

../../../_images/rasterPropertiesDialog.png

図 16.1 ラスタレイヤプロパティ - ソースダイアログ

16.1.3. シンボロジプロパティ

The raster layer symbology tab is made of three different sections:

  • The Band rendering where you can control the renderer type to use

  • The Layer rendering to apply effects on rendered data

  • The Resampling methods to optimize rendering on map

16.1.3.1. バンドレンダリング

QGISには数多くの異なる レンダリングタイプ があります。レンダラの選択は、データタイプと、強調したい情報によって決まります。

  1. マルチバンドカラー - ファイルに複数のバンドがある場合(例:複数バンドの衛星画像)

  2. カテゴリ値パレット - インデックス付けされたパレットを持つ単バンドのファイル(例:デジタル地形図)や、ラスタレイヤをレンダリングするためのパレットの一般用途

  3. 単バンドグレー - 画像(の1バンド)をグレースケールでレンダリングします。ファイルがマルチバンドではなく、パレットも持たない場合には、QGISはこのレンダラを選択します(例:陰影起伏図など)

  4. 単バンド疑似カラー - このレンダラは連続値パレットやカラーマップのファイルに使用します(例:標高地図など)

  5. 陰影図(hillshade) - バンドの一つから陰影図を作成します。

  6. 等高線(Contours) - ソースラスタバンドに対してオンザフライで等高線を生成します。

マルチバンドカラー

マルチバンドカラーレンダラーを選択した場合には、画像から選択した3つのバンドがカラー画像の赤、緑、青成分として使用されます。QGISはラスタの各バンドから自動的に 最小最大 の値を取得し、色付けをこれに応じてスケーリングします。 最小/最大値設定 のセクションで値の範囲を制御することができます。

コントラスト は次の値をとります: 「強調しない」、「最小最大範囲に引き伸ばす」、「最小最大範囲に引き伸ばしカット」、「最小値から最大値までの範囲以外は無視」

注釈

コントラスト

GRASSラスタを追加する場合、たとえQGISの一般オプションで他の値に設定したとしても、 コントラスト オプションは常に自動的に 最小最大範囲に引き伸ばす に設定されます。

../../../_images/rasterMultibandColor.png

図 16.2 ラスタシンボロジ - マルチバンドカラーレンダリング

ちなみに

マルチバンドラスタの単バンドを表示する

マルチバンド画像の単バンド(例えば赤)を表示したい場合、緑と青のバンドを 未設定 に設定すればよいと思うかもしれません。しかし、この場合に推奨される方法は、画像のレンダリングタイプを 単バンドグレー に設定し、使用する グレーバンド に赤のバンドを選択することです。

カテゴリ値パレット

これは、各ピクセル値にある特定の色が割り当てられたカラーテーブルを含んだ単バンドファイルに対する標準的なレンダラーオプションです。この場合、パレットは自動的にレンダリングされます。

これはあらゆる種類のラスタバンドに使用することができ、ユニークなラスタ値それぞれに色を割り当てます。

色を変更したい場合には、色をダブルクリックすると 色の選択 ダイアログが表示されます。

色にラベルを割り当てることもできます。このラベルはラスタレイヤの凡例で表示されます。

カラーテーブルの選択した行の上で右クリックすると、以下のコンテキストメニューが表示されます:

  • 選択した行の 色を変更...

  • 選択した行の 不透明度を変更...

  • 選択した行の ラベルを変更...

../../../_images/rasterPalettedUniqueValue.png

図 16.3 ラスタシンボロジ - カテゴリ値パレットレンダリング

The pulldown menu, that opens when clicking the ... (Advanced options) button below the color map to the right, offers color map loading (Load Color Map from File...) and exporting (Export Color Map to File...), and loading of classes (Load Classes from Layer).

単バンドグレー

This renderer allows you to render a layer using only one band with a Color gradient: 'Black to white' or 'White to black'. You can change the range of values to color (Min and Max) in the Min/Max Value Settings.

コントラスト は次の値をとります: 「強調しない」、「最小最大範囲に引き伸ばす」、「最小最大範囲に引き伸ばしカット」、「最小値から最大値までの範囲以外は無視」

../../../_images/rasterSingleBandGray.png

図 16.4 ラスタシンボロジ - 単バンドグレーレンダリング

Pixels are assigned a color based on the selected color gradient and the layer's legend (in the Layers panel and the layout legend item) is displayed using a continuous color ramp. Press Legend settings... if you wish to tweak the settings. More details at Customize raster legend.

単バンド疑似カラー

This is a render option for single-band files that include a continuous palette. You can also create color maps for a band of a multiband raster.

../../../_images/rasterSingleBandPseudocolor.png

図 16.5 ラスタシンボロジ - 単バンド疑似カラーレンダリング

Using a Band of the layer and a values range, you can now interpolate and assign representation color to pixels within classes. More at Color ramp shader classification.

Pixels are assigned a color based on the selected color ramp and the layer's legend (in the Layers panel and the layout legend item) is displayed using a continuous color ramp. Press Legend settings... if you wish to tweak the settings or instead use a legend with separated classes (and colors). More details at Customize raster legend.

陰影図(hillshade)

ラスタレイヤのバンドを陰影でレンダリングします。

../../../_images/rasterHillshade.png

図 16.6 ラスタシンボロジ - 陰影図レンダリング

オプション:

  • バンド :使用するラスタのバンド

  • 高度 :光源の仰角(デフォルトは 45°

  • 方位角(Azimuth) :光源の方位角(デフォルトは 315°

  • Z係数 :ラスタバンドの値のスケーリング係数(デフォルトは 1

  • checkbox 多方向シェーディング :多方向のシェーディングを利用するかどうかの指定(デフォルトは off

等高線(Contours)

このレンダラーは、ソースラスタバンドからオンザフライで計算された等高線を描画します。

../../../_images/rasterContours.png

図 16.7 ラスタシンボロジ - 等高線レンダリング

オプション:

  • 入力バンド :使用するラスタバンド

  • 等高線の間隔 :連続する2つの等高線の間隔

  • 等高線シンボル :一般の等高線に適用する シンボル

  • 基準等高線の間隔 :連続する2つの 基準等高線 の間隔。基準等高線は識別しやすいように目立たせて表示され、他の等高線よりも太い線で描かれ、線に沿って値のラベルが付いていることが一般的です。

  • 基準等高線シンボル :基準等高線に適用するシンボル

  • Input downscaling: Indicates by how much the renderer will scale down the request to the data provider (default is 4.0).

    例えば、出力ラスタブロックと同じサイズで入力ラスタブロックの等高線を生成した場合、細かすぎる線が生成されるでしょう。この詳細度合いは、ソースラスタの解像度を下げるようにする「入力値の乗数」によって減らすことができます。1000x500のラスタブロックでダウンスケール10の場合、レンダラーはプロバイダに100x50のラスタを要求します。ダウンスケールを大きくすると、等高線がよりシンプルになります(ただし、詳細が失われます)。

最小 / 最大値設定

デフォルトでは、QGISはラスタのバンドの 最小 値と 最大 値を報告します。ごく少数の非常に小さい値や非常に大きい値があると、ラスタのレンダリングに悪影響を及ぼすことがあります。 最小/最大値設定 フレームはレンダリングの制御に役立ちます。

../../../_images/rasterMinMaxValues.png

図 16.8 ラスタシンボロジ - 最小 / 最大値設定

利用可能なオプションは次のとおりです。

  • radioButtonOff ユーザー定義 :バンドのデフォルトの 最小 値や 最大 値を上書きできます。

  • radioButtonOff 累積範囲 :外れ値を除外します。標準の値の範囲は 2% から 98% の間ですが、手動で調整することもできます。

  • radioButtonOn 最小 / 最大 :イメージバンドの値の範囲全体を使用します。

  • radioButtonOff 平均 +/- 標準偏差 x :標準偏差の範囲内、もしくは標準偏差の倍数の範囲内の値のみを考慮したカラーテーブルを作成します。これは、ラスタレイヤ内に異常に大きな値を持ったセルが1つ2つあり、これがラスタのレンダリングに悪影響を与える場合において便利です。

バンドの最小値・最大値の計算は以下に基づいて行われます:

  • 集計する範囲 :これは ラスタ全体現在のキャンバス または 更新されたキャンバス の値をとります。 更新されたキャンバス は、レンダリングに使用する最小値/最大値がキャンバス範囲に応じて変わる(動的引き伸ばし)ことを意味します。

  • 精度推定値(高速) または 実際の値(低速) のどちらかを指定します。

注釈

一部の設定では、実際の最小値と最大値をウィジェット内に表示するためにレイヤプロパティダイアログの 適用 ボタンを押す必要があります。

Color ramp shader classification

This method can be used to classify and represent scalar dataset (raster or mesh contour) based on their values. Given a color ramp and a number of classes, it generates intermediate color map entries for class limits. Each color is mapped with a value interpolated from a range of values and according to a classification mode. The scalar dataset elements are then assigned their color based on their class.

../../../_images/color_ramp_shader.png

図 16.9 Classifying a dataset with a color ramp shader

  1. A Min and Max values must be defined and used to interpolate classes bounds. By default QGIS detects them from the dataset but they can be modified.

  2. The Interpolation entry defines how scalar elements are assigned their color :

    • Discrete (a <= symbol appears in the header of the Value column): The color is taken from the closest color map entry with equal or higher value

    • Linear: The color is linearly interpolated from the color map entries above and below the pixel value, meaning that to each dataset value corresponds a unique color

    • Exact (a = symbol appears in the header of the Value column): Only pixels with value equal to a color map entry are applied a color; others are not rendered.

  3. The Color ramp widget helps you select the color ramp to assign to the dataset. As usual with this widget, you can create a new one and edit or save the currently selected one. The name of the color ramp will be saved in the configuration.

  4. The Label unit suffix adds a label after the value in the legend, and the Label precision controls the number of decimals to display.

  5. The classification Mode helps you define how values are distributed across the classes:

    • Equal interval: Provided the Number of classes, limits values are defined so that the classes all have the same magnitude.

    • Continuous: Classes number and color are fetched from the color ramp stops; limits values are set following stops distribution in the color ramp.

    • Quantile: Provided the Number of classes, limits values are defined so that the classes have the same number of elements. Not available with mesh layers.

  6. You can then Classify or tweak the classes:

    • The button symbologyAdd Add values manually adds a value to the table.

    • The button symbologyRemove Remove selected row deletes selected values from the table.

    • Double clicking in the Value column lets you modify the class value.

    • Double clicking in the Color column opens the dialog Change color, where you can select a color to apply for that value.

    • Double clicking in the Label column to modify the label of the class, but this value won't be displayed when you use the identify feature tool.

    • Right-clicking over selected rows in the color table shows a contextual menu to Change Color... and Change Opacity... for the selection.

    fileOpen ファイルからカラーマップをロード ボタンや fileSaveAs カラーマップをファイルにエクスポート ボタンを使用して、既存のカラーテーブルを読み込んだり、後で使用するためにカラーテーブルを保存したりできます。

  7. With linear Interpolation, you can also configure:

    • checkbox Clip out of range values: By default, the linear method assigns the first class (respectively the last class) color to values in the dataset that are lower than the set Min (respectively greater than the set Max) value. Check this setting if you do not want to render those values.

    • Legend settings, for display in the Layers panel and the layout legend item. More details at Customize raster legend.

Customize raster legend

When applying a color ramp to a raster or a mesh layer, you may want to display a legend showing the classification. By default, QGIS displays a continuous color ramp with min and max values in the Layers panel and the layout legend item. This can be customized using the Legend settings button in the classification widget.

../../../_images/raster_legend_settings.png

図 16.10 Modifying a raster legend

In this dialog, you can set whether to checkboxUse continuous legend: if unchecked, the legend displays separated colors corresponding to the different classes applied. This option is not available for raster singleband gray symbology.

Checking the Use continuous legend allows you to configure both the labels and layout properties of the legend.

Labels

  • Add a Prefix and a Suffix to the labels

  • Modify the Minimum and a Maximum values to show in the legend

  • Customize the Number format

  • Customize the Text format to use in the print layout legend.

Layout

  • Control the Orientation of the legend color ramp; it can be Vertical or Horizontal

  • Control the Direction of the values depending on the orientation:

    • If vertical, you can display the Maximum on top or the Minimum on top

    • If horizontal, you can display the Maximum on right or the Minimum on right

16.1.3.2. Layer rendering

Over the symbology type applied to the layer band(s), you can achieve special rendering effects for the whole raster file(s):

  • Use one of the blending modes (see 混合モード)

  • Set custom Brightness, Saturation, Gamma and Contrast to colors.

  • With the checkboxInvert colors, the layer is rendered with opposite colors. Handy, for example, to switch out-of-the box OpenStreetMap tiles to dark mode.

  • Turn the layer to Grayscale option either 'By lightness', 'By luminosity' or 'By average'.

  • Colorize and adjust the Strength of Hue in the color table

Press Reset to remove any custom changes to the layer rendering.

../../../_images/rasterRenderAndResampling.png

図 16.11 Raster Symbology - Layer rendering and Resampling settings

16.1.3.3. リサンプリング

リサンプリング オプションは、画像の拡大・縮小時に影響を与えます。リサンプリングモードは地図の見た目を最適化することができます。これは、幾何学的変換によって新しいグレー値行列を計算します。

「最近傍(Nearest neighbour)」法を適用する場合、地図を拡大していくとピクセル化された構造となることがあります。このような見た目は、「バイリニア(Bilinear)」法もしくは「キュービック(Cubic)」法を使用すると改善することができます。これらの手法はシャープな縁をぼかして、結果として滑らかな画像が得られます。この手法は、例えばデジタル地形図のラスタ地図などに適用すると良いでしょう。

16.1.4. 透過性プロパティ

transparency QGIS provides capabilities to set the transparency level of a raster layer.

Use the Global opacity slider to set to what extent the underlying layers (if any) should be visible through the current raster layer. This is very useful if you overlay raster layers (e.g., a shaded relief map overlayed by a classified raster map). This will make the look of the map more three dimensional. The opacity of the raster can be data-defined, and vary e.g. depending on the visibility of another layer, by temporal variables, on different pages of an atlas, ...

../../../_images/rasterTransparency.png

図 16.12 ラスタの「透過性」タブ

With checkbox No data value QGIS reports the original source no data value (if defined) which you can consider as is in the rendering. Additionally, you can enter a raster value that should be treated as an Additional no data value. The Display no data as color selector allows you to apply a custom color to no data pixels, instead of the default transparent rendering.

さらに自由度の高い透過性のカスタマイズが カスタム透過オプション のセクションで利用可能です:

  • 透過設定するバンド を使用して、バンド全体に不透明度を適用します。

  • 透過させるピクセルのリストを対応する透過率とともに指定します。

    1. symbologyAdd 手動で値を追加 ボタンをクリックします。新しい行がピクセルリストに表示されます。

    2. のピクセル値を入力し、適用する 透過率 を調整します。

    3. この代わりに、 contextHelp 画面から値を追加 ボタンを使用して、ラスタから直接ピクセル値を取得することもできます。透過率の値は入力してください。

    4. この手順を繰り返し、さらに多くの値のカスタム透過率を調整します。

    5. 適用 ボタンを押して、地図を確認してみましょう。

    このように、カスタム透明度を設定するのはとても簡単ですが、かなりの手間がかかります。そのため、 fileSave ファイルにエクスポート ボタンを使用して、透明度リストをファイルに保存できます。 fileOpen ファイルからインポート ボタンは、透明度の設定をロードして現在のラスタレイヤに適用します。

16.1.5. ヒストグラムプロパティ

rasterHistogram ヒストグラム タブでは、ラスタ内の値の分布を確認できます。ヒストグラムは、 ヒストグラムの計算 ボタンを押すと生成されます。既存のバンドは全て一緒に表示されます。ヒストグラムを画像として保存するには、 fileSave ボタンを使用します。

ヒストグラムの下部では、ドロップダウンメニューのラスタバンドを選択して、 最小/最大のスタイルを設定 することができます。 actionRun 設定/アクション ドロップダウンメニューには、ヒストグラムをカスタマイズするための高度なオプションがあります。

  • 可視性 オプションを使用すると、個別バンドごとにヒストグラムを表示できます。これには radioButtonOff 選択したバンドを表示する オプションを選択してください。

  • 最小/最大オプション では、 「最小/最大マーカーを常時表示」、「最小/最大にズーム」、「最小/最大にスタイルを更新」の設定ができます。

  • アクション オプションでは、バンドの最大・最小値を変更した後で「リセット」や「ヒストグラムを再計算」することができます。

../../../_images/rasterHistogram1.png

図 16.13 ラスタの「ヒス​​トグラム」タブ

16.1.6. レンダリングプロパティ

rendering レンダリング タブでは、以下の設定が可能です:

  • レイヤの 縮尺に応じた表示設定最大縮尺(この値を含む)最小縮尺(この値を含まない) を設定して、地物が表示される縮尺の範囲を定義できます。この範囲の外では、地物は非表示になります。 mapIdentification 現在のキャンバスの縮尺に設定 ボタンを使用すると、現在のマップキャンバスの縮尺を境界値として使用できます。詳細については、 縮尺依存レンダリング を参照してください。

  • 再描画間隔(秒) :タイマーを設定して、個々のレイヤを自動的に更新します。複数のレイヤに自動更新間隔が設定されている場合、複数回の更新を避けるためにキャンバスの更新は延期されます。

../../../_images/rasterRendering.png

図 16.14 Raster Rendering Properties

16.1.7. Temporal Properties

The temporal Temporal tab provides options to control the rendering of the layer over time. Such dynamic rendering requires the temporal navigation to be enabled over the map canvas.

../../../_images/rasterTemporal.png

図 16.15 Raster Temporal Properties

Check the checkbox Dynamic Temporal Control option and set whether the layer redraw should be:

  • Automatic: the rendering is controlled by the underlying data provider if it suppports temporal data handling. E.g. this can be used with WMS-T layers or PostGIS rasters.

  • Fixed time range: only show the raster layer if the animation time is within a Start date and End date range

  • Redraw layer only: the layer is redrawn at each new animation frame. It's useful when the layer uses time-based expression values for renderer settings (e.g. data-defined renderer opacity, to fade in/out a raster layer).

16.1.8. ピラミッドプロパティ

QGISで高解像度のラスタレイヤを使用すると、ナビゲーションが遅くなることがあります。データの低解像度のコピー(ピラミッド)を作成することで、QGISはズームレベルに応じて使用する最適な解像度を選択するため、パフォーマンスが大幅に向上します。

ピラミッドを作成するには、オリジナル画像があるディレクトリへの書き込み権限を持っている必要があります。

解像度 リストからクリックしてピラミッドレベルを作成したい解像度を選択します。

全体図の形式 ドロップダウンメニューから 内部(可能であれば) を選択すると、QGISは内部的にピラミッドを構築しようとします。

注釈

ピラミッドの作成は元のデータファイルを変更する可能性があり、一度作成したピラミッドは削除することはできませんのでご注意ください。「ピラミッドのない」ラスタをとっておきたい場合には、ピラミッドを作成する前にバックアップコピーを作成してください。

外部外部(Erdas Imagine) を選択した場合には、ピラミッドは元のラスタと同じ場所に、同じ名前の .ovr 拡張子で作成されます。

ピラミッド作成にはいくつかの リサンプリング方法 が使用可能です:

  • 最近傍

  • 平均

  • ガウス

  • キュービック

  • キュービック・スプライン

  • ランチョス法

  • モード

  • なし

最後に ピラミッドの構築 ボタンを押すと、処理を開始します。

../../../_images/rasterPyramids.png

図 16.16 ラスタの「ピラミッド」タブ

16.1.9. メタデータプロパティ

The editMetadata Metadata tab provides you with options to create and edit a metadata report on your layer. See Metadata for more information.

../../../_images/rasterMetadata.png

図 16.17 ラスタの「メタデータ」タブ

16.1.10. 凡例プロパティ

The legend Legend tab provides you with advanced settings for the Layers panel and/or the print layout legend. These options include:

  • Depending on the symbology applied to the layer, you may end up with several entries in the legend, not necessarily readable/useful to display. The Legend placeholder image helps you select an image for replacement, displayed both in the Layers panel and the print layout legend.

  • The legend Embedded widgets in Legend provides you with a list of widgets you can embed within the layer tree in the Layers panel. The idea is to have a way to quickly access some actions that are often used with the layer (setup transparency, filtering, selection, style or other stuff...).

    デフォルトではQGISは不透明度ウィジェットを提供していますが、これは独自ウィジェットを登録するプラグインによって拡張することが可能で、管理するレイヤにカスタムアクションを割り当てられます。

../../../_images/rasterLegend.png

図 16.18 ラスタの「凡例」タブ

16.1.11. QGIS サーバー

From the overlay QGIS Server tab, information can be provided for Description, Attribution, Metadata URL and Legend URL.

../../../_images/rasterServer.png

図 16.19 ラスタプロパティの「QGISサーバー」タブ