11.1. 2D Map View
The 2D map view (also called Map canvas) is the central place where maps are displayed.
QGIS opens by default with a single map view (called main map
),
showing layers in 2D, and tightly bound to the Layers panel.
That window reflects the rendering (symbology, labeling, visibilities...)
you applied to the loaded layers.

図 11.1 QGISのユーザインタフェース
11.1.1. マップビューについて詳しくみる
レイヤを追加(たとえば データを開く を参照)すると、QGISは自動的にそのレイヤのCRSを探します。空のQGISプロジェクトから始める場合、デフォルトで別のCRSがプロジェクトに設定されているとき( プロジェクトの座標参照系 を参照)には、レイヤの範囲は「オンザフライ」にそのCRSに変換され、マップビューはその範囲にズームします。プロジェクトにすでにレイヤがある場合にはマップキャンバスのサイズ変更は実行されず、現在のマップキャンバス範囲にある地物が表示されるだけです。
Click on the map view and you should be able to interact with it, panning or zooming to different areas of the map. Dedicated tools are provided in the Navigation Toolbar and in the menu, with handful shortcuts from the keyboard or the mouse buttons.
ツール |
利用方法 |
---|---|
|
|
レイヤ パネルで選択されたレイヤの選択地物にマップをパンします。 |
|
レイヤ パネルで選択されたレイヤの選択地物にズームします。 Also available in the layer contextual menu |
|
レイヤ パネルで選択されたレイヤすべてを合わせた範囲にズームします。 Also available in the layer contextual menu |
|
プロジェクト内の全てのレイヤを含む範囲、または プロジェクト範囲の全域 にズームします。 |
|
マップを履歴内の前の表示範囲にズームします。 |
|
マップを履歴内の次の表示範囲にズームします。 |
|
アクティブなラスタレイヤの1ピクセルがスクリーンの1ピクセルに一致するようにマップを拡大縮小します。 Also available in the layer contextual menu |
|
Mouse wheel |
|
Keyboard |
|
地図上を右クリックすると、地図のCRS、WGS84あるいはカスタムCRSで、クリックした点の 座標をコピー できます。コピーされた情報は式やスクリプト、テキストエディタやスプレッドシート等に貼り付けることができます。
11.1.2. Controlling map rendering
デフォルトでは、QGISはマップキャンバスが更新されるたびにすべての可視レイヤをレンダリングします。マップキャンバスの更新を発生させるイベントは次のとおりです。
changing the visibility of a layer
modifying symbology of a visible layer
レイヤの追加
地図のパン・ズーム
QGISウィンドウのサイズ変更
QGISではいくつかの方法でレンダリング処理を制御できます。
at the global level
per layer, using e.g. the scale dependent rendering
or with dedicated tools in the GUI.
To stop the map drawing, press the Esc key. This will halt the refresh of the map canvas and leave the map partially drawn. It may however take a bit of time after pressing Esc for the map drawing to halt.
To suspend rendering, click the Render checkbox in the
bottom-right corner of the status bar. When
Render
is unchecked, QGIS does not redraw the canvas in response to any of
the usual triggers mentioned earlier. Examples of when you
might want to suspend rendering include:
多数のレイヤを追加し、描画される前にシンボルを設定したい場合
1つもしくは多数の巨大なレイヤを追加し、描画される前に縮尺依存表示設定を行いたい場合
1つもしくは多数の巨大なレイヤを追加し、描画される前に特定のビューにズームしたい場合
上で挙げたいずれかの組み合わせの場合
11.1.3. マップキャンバスの時間制御
QGISは読み込んだレイヤの時間制御を扱う、つまり、時間の変化に基づいてマップキャンバスのレンダリングを変更することができます。これを実現するには、以下の設定が必要です。
動的な時系列プロパティが設定されているレイヤ。QGISはカスタム設定により、データプロバイダ間で別々の時系列コントロールをサポートしています。これは主に、レイヤが表示される時間範囲を設定します。
ラスタレイヤ :レイヤの表示・非表示をコントロールします
WMTS layers: controls whether the data should be rendered based on a static time range or following a dynamic temporal range
ベクタレイヤ :地物は、その属性に関連付けられた時間の値に基づいてフィルタリングされます
メッシュレイヤ :アクティブなデータセットグループの値を動的に表示します
レイヤの動的時系列オプションを有効化した場合には、 レイヤ パネルのレイヤ名の隣に
アイコンが表示され、そのレイヤが時系列コントロールされていることを知らせます。このアイコンをクリックすると、時系列設定を更新できます。
時系列コントローラパネル を使用して、マップキャンバスの時系列ナビゲーションを有効化します。このパネルは、以下の方法で開くことができます。
11.1.3.1. 時系列コントローラパネル
時系列コントローラ パネルには、以下のモードがあります:

図 11.2 ナビゲーションモードの時系列コントローラパネル
11.1.4. Bookmarking extents on the map
空間ブックマークは地理的な場所を「ブックマーク」し、後でその場所に戻ることができます。デフォルトでは、ブックマークは( ユーザー・ブックマーク として)ユーザープロファイルに保存されるため、ユーザーが開いたどのプロジェクトからでもブックマークを利用できます。また、単一のプロジェクト に対して保存( プロジェクト・ブックマーク )することもでき、これはプロジェクトを他のユーザーと共有する場合に便利です。
11.1.4.1. ブックマークを作成する
ブックマークを作成するには、以下の手順で操作します:
関心のある領域にズームやパンし移動します
メニューオプションの
を選択するか、 Ctrl+B を押す、もしくは ブラウザ パネル内の
空間ブックマーク エントリを右クリックして、 新規空間ブックマーク を選択します。 ブックマークエディタ ダイアログが開きます。
図 11.5 ブックマークエディタダイアログ
ブックマークにわかりやすい名前を付けます
関連するブックマークを保存するグループ名を入力または選択します。
範囲セレクタ ウィジェットを使用して、保存したい領域を選択します
領域に使用する CRS を指定します
Select whether the bookmark will be Saved in User Bookmarks or Project Bookmarks (by default, this drop-down list is set to User Bookmarks)
保存 ボダンを押して、ブックマークをリストに追加します
同じ名前のブックマークを複数持てることに注意してください。
11.1.4.2. ブックマークを操作する
ブックマークを利用・管理するには、 空間ブックマーク パネル もしくは ブラウザ パネルを使用できます。
を選択するか Ctrl+7 を押すと、 空間ブックマークマネージャ パネルが開きます。
を選択するか Ctrl+Shift+B を押すと、 ブラウザ パネル内の
空間ブックマーク エントリが表示されます。
以下の作業を行うことができます:
タスク |
空間ブックマークマネージャ |
ブラウザ |
---|---|---|
ブックマークにズーム |
ブックマーク上でダブルクリックするか、ブックマークをマップキャンバス上へドラッグ&ドロップする、あるいはブックマークで右クリックし、 ブックマークにズーム を選択する |
|
ブックマークを削除する |
ブックマークを右クリックして ブックマークを削除 を選択し、削除の確認を承認する |
|
ブックマークをXMLへエクスポート |
|
1つまたは(ユーザー、プロジェクト)両方のフォルダ、あるいはサブフォルダ(グループ)を選択し、右クリックして |
ブックマークをXMLからインポート |
|
ブックマークをインポートしたい場所として 空間ブックマーク エントリか、その中のフォルダ(ユーザーまたはプロジェクト)のどれかか、あるいはそのサブフォルダ(グループ)を決めて右クリックし、 |
ブックマークを編集 |
テーブル内の値を変えることでブックマークを変更することができる。名前、グループ名、範囲、そしてブックマークがプロジェクトに保存されるか否かを編集できる |
編集したいブックマークを右クリックし、 空間ブックマークを編集... を選択する。 ブックマーク・エディタ が開き、ブックマークを最初に作成した時のように、さまざまな点について再定義できる フォルダ間(ユーザー、プロジェクト)やサブフォルダ(グループ)間でブックマークをドラッグ&ドロップすることもできる |
ロケータ バーにブックマーク名を入力して、ブックマーク範囲にズームすることもできます。
11.1.5. Decorating the map
地図整飾には、グリッド、タイトルラベル、著作権ラベル、画像、方位記号、スケールバー、そしてレイアウト範囲があります。 これらは地図要素を追加することによって地図を「整飾」するために使われます。
11.1.5.1. グリッド
グリッド はマップキャンバスに座標グリッドと座標注釈を追加します。
のメニューオプションを選択し、ダイアログを開きます。
図 11.6 グリッドダイアログ
注釈の描画 にチェックを入れると、グリッドのマークの座標を表示します。以下の設定があります。
注記方向 は、ラベルがグリッド線に対して相対的にどのように配置されるかを設定します。これには以下の選択肢があります:
全てのラベルを 水平 あるいは 垂直 に配置する
水平と垂直 各ラベルは参照しているグリッドマークと平行です
境界線の方向 各ラベルはキャンバスの境界線に沿っており、参照するグリッドマークに垂直です
注記用フォント (テキストフォーマット、バッファ、影...) フォントセレクタウィジェット を使って設定します。
地図フレームへの距離 注記とマップキャンバスの端の間の余白距離です。 例えば画像形式やPDFに マップキャンバスをエクスポート する際に便利で、「紙」の境界上に注記が乗ってしまうことを避けられます。
座標精度
適用 ボタンをクリックして見た目が期待通りかを確認し、満足ならば OK ボタンをクリックします。
11.1.5.2. タイトルラベル
タイトルラベル整飾を追加するには:
のメニューオプションを選択し、ダイアログを開きます。
図 11.7 タイトルラベルの装飾ダイアログ
マップに追加したいタイトルのテキストを入力します。 式の挿入・編集... ボタンを使用して、テキストを動的にすることもできます。
ラベルの フォント を QGISの テキストの書式設定 オプションへフルアクセスできる フォントセレクタウィジェット を使用して選択します。フォントコンボボックスの右にある黒い矢印をクリックすると、フォントの色や不透明度を素早く設定することができます。
タイトルの 背景のバーの色 に適用する 色 を選択します。
キャンバス内のラベルの 配置 を選択します。選択肢は 左上 、 中上 (デフォルト)、 右上 、 左下 、 中下 そして 右下 です。
水平および/または垂直の 端からのマージン を設定することで、アイテムの配置を調整します。これらの値は ミリメートル または ピクセル 単位で指定するか、マップキャンバスの幅または高さの パーセント として設定することができます。
適用 ボタンをクリックして見た目が期待通りかを確認し、満足ならば OK ボタンをクリックします。
11.1.5.3. 著作権ラベル
著作権ラベル は、 著作権 ラベルでマップを整飾するために使います。
著作権ラベル整飾を追加するには:
のメニューオプションを選択し、ダイアログを開きます。
図 11.8 著作権ラベル整飾ダイアログ
マップに追加したい著作権ラベルのテキストを入力します。 式の挿入・編集... ボタンを使用して、テキストを動的にすることもできます。
ラベルの フォント を QGISの テキストの書式設定 オプションへフルアクセスできる フォントセレクタウィジェット を使用して選択します。フォントコンボボックスの右にある黒い矢印をクリックすると、フォントの色や不透明度を素早く設定することができます。
キャンバス内のラベルの 配置 を選択します。選択肢は 左上 、 中上 、 右上 、 左下 、 中下 そして 右下(著作権整飾のデフォルト) です。
水平および/または垂直の 端からのマージン を設定することで、アイテムの配置を調整します。これらの値は ミリメートル または ピクセル 単位で指定するか、マップキャンバスの幅または高さの パーセント として設定することができます。
適用 ボタンをクリックして見た目が期待通りかを確認し、満足ならば OK ボタンをクリックします。
11.1.5.4. 画像
画像 はマップキャンバスに画像(ロゴ、凡例など...)を追加します。
画像を追加するには:
のメニューオプションを選択し、ダイアログを開きます。
図 11.9 画像整飾ダイアログ
... ブラウズ ボタンを押して、ビットマップ画像(例:png や jpg)か SVG画像を選択します
パラメータが有効化されたSVG画像を選択した場合、 塗りつぶし や ストローク (輪郭線)の色を設定することもできます。ビットマップ画像の場合には、この色設定は無効になっています。
画像の 大きさ をミリメートル単位で指定します。選択された画像の幅は、与えられた 大きさ にリサイズされます。
配置 コンボボックスを用いて、マップ上で画像を配置したい場所を選択します。 デフォルトの位置は 左上 です。
(キャンバス)端からの水平 および 垂直 マージン を設定します。これらの値は ミリメートル または ピクセル 単位で指定するか、マップキャンバスの幅または高さの パーセント として設定することができます。
適用 ボタンをクリックして見た目が期待通りかを確認し、満足ならば OK ボタンをクリックします。
11.1.5.5. 方位記号
方位記号を追加するには:
のメニューオプションを選択し、ダイアログを開きます。
図 11.10 方位記号ダイアログ
オプションで色やサイズを変更したり、カスタムSVGを選択したりすることができます。
オプションで角度を変更するか、あるいはQGISに 自動 で方向を決定させることができます。
オプションで「配置」コンボボックスから配置位置を選択できます。
必要に応じて、水平および/または垂直の (キャンバス)端からのマージン を設定して矢印の配置を調整します。これらの値は ミリメートル または ピクセル 単位で指定するか、マップキャンバスの幅または高さの パーセント として設定できます。
適用 ボタンをクリックして見た目が期待通りかを確認し、満足ならば OK ボタンをクリックします。
11.1.5.6. スケールバー
スケールバー は、マップキャンバスに単純なスケールバーを追加します。スタイルや配置、バーのラベルを制御することができます。
QGISはマップフレームと同じ単位でのスケール表示しかサポートしていません。従って、プロジェクトのCRSの単位がメートルの場合には、フィート単位のスケールバーを作成することはできません。同様に、小数点表示の角度を使っている場合には、 距離をメートル単位で表示するスケールバーは作成できません。
スケールバーを追加するには:
のメニューオプションを選択し、ダイアログを開きます。
図 11.11 スケールバーダイアログ
塗りつぶし色(デフォルト:黒)とアウトライン色(デフォルト:白)を選択して、 バーの色
を設定します。色入力の右にある下矢印をクリックすると、スケールバーの塗りつぶしとアウトラインの不透明度を設定することもできます。
水平および/または垂直の (キャンバス)端からのマージン を設定することで、アイテムの配置を調整します。これらの値は ミリメートル または ピクセル 単位で指定するか、マップキャンバスの幅または高さの パーセント として設定できます。
適用 ボタンをクリックして見た目が期待通りかを確認し、満足ならば OK ボタンをクリックします。
11.1.5.7. レイアウト範囲
レイアウト範囲 は印刷レイアウトの 地図アイテム の範囲をキャンバスに追加します。 有効にすると、すべての印刷レイアウト内のすべての地図アイテムの範囲が、印刷レイアウトと地図アイテムの名前でラベル付けされた淡い点線の境界線を使用して表示されます。表示されたレイアウト範囲のスタイルとラベル付けを制御できます。この装飾は、ラベルなどの地図要素の位置を微調整していて、印刷レイアウトの実際の表示領域を知る必要がある場合に役立ちます。

図 11.12 2つの印刷レイアウトのレイアウト範囲をQGISプロジェクトに表示した例。「Sights」という名前の印刷レイアウトには2つの地図アイテムがあり、もう一つの印刷レイアウトの地図アイテムは1つ。
レイアウト範囲を追加するには:
を選択し、ダイアログを開きます。
図 11.13 レイアウト範囲ダイアログ
オプションで範囲のシンボルとラベル付けを変更することができます。
適用 ボタンをクリックして見た目が期待通りかを確認し、満足ならば OK ボタンをクリックします。
ちなみに
地図整飾の設定
QGISプロジェクトファイルを保存する際、グリッド、方位記号、スケールバー、著作権およびレイアウト範囲に加えた変更はそのプロジェクトに保存され、次回プロジェクトをロードした際に復元されます。
11.1.6. 注記ツール
Annotations are another type of elements added onto the map canvas to provide additional information that can not be depicted by the rendered layers. Unlike labels that rely on attribute values stored in vector layers, annotations are independent details, stored within the project file itself.
Two families of annotations are available in QGIS:
Feature annotations: they are actual georeferenced features of text, marker, line or polygon type stored within a special layer type called "annotation layer". They are tied to a particular geographic location, meaning that moving your map, changing the scale or changing projection won’t cause your annotations to jump around the map. Rather, they’ll be locked in place to the location you’ve drawn them.
Balloon annotations: these are individuals annotations of text, form or image type placed inside a bubble. They can be associated to any layer for their visibility, are drawn on top of the map canvas. The size is dependent from the map canvas scale, and its position can be anchored.
ちなみに
マップに注記をレイアウトする
以下の方法で、注記をマップとともにさまざまな形式で印刷またはエクスポートすることができます。
メニュー内にあるマップキャンバスのエクスポートツール
印刷レイアウト の場合には、対応する地図のアイテムプロパティで 地図キャンバスアイテムの描画 にチェックを入れる必要があります。
The Annotations Toolbar provides a set of tools to create and interact with both families of annotations.
ツール |
利用方法 |
Scope |
Create a new layer to store annotations |
Feature annotations |
|
Main Annotation Layer Properties |
Control settings of the Main Annotation Layer |
|
Select, move, resize and modify symbology properties of annotations |
||
Create an annotation as a polygon feature |
||
Create an annotation as a polyline feature |
||
Create an annotation as a point feature |
||
Create an annotation as a text label |
||
Select and create a text formatted annotation |
Balloon annotations |
|
Select and create annotation with an |
||
Select and create annotation showing an |
||
Select and create annotation showing attributes of a vector layer in a custom form file |
||
Adjust size and position of annotation element |
11.1.6.1. Feature Annotations
Feature annotations are stored in annotation layers. Unlike conventional layers, an annotation layer is available only in the current project and can contain features of different types (text, marker, line, polygon). The layer has no attributes and no symbology associated, but instead each feature can be symbolized on an item-by-item basis, through Layer Styling panel.
Two types of annotation layer are available in QGIS:
A common Annotation Layer: you can create one using the
New Annotation Layer tool. It is listed in the Layers panel, allowing you to control its features' visibility, move it to show above or below particular layers in your map, like any common layer. Double-click the layer and you can access its properties.
The Main Annotation Layer: By default, this is where annotations are stored when no annotation layer is available in the project or is selected at creation time. This layer is always drawn on the very top of your map and you won't see it listed in the Layers panel alongside the other layers in your project, meaning that its features are always visible. The Main Annotation Layer Properties entry on the Annotations toolbar helps you open its properties dialog.
Interaction
The Feature annotations have dedicated tools for creation depending on their type:
All the usual QGIS shortcuts for creating features apply when creating annotation items. A line or polygon annotation is drawn by left-clicking once for each vertex, with a final right mouse click to complete the shape. Snapping can be enabled while you draw, you can use the Advanced Digitizing Tools to precisely place vertices, and even switch the drawing tools to the streaming mode for completely free-form shapes.
Unlike common layers, an annotation layer does not need to be active before you
select its features. Simply grab the Modify Annotations tool and
you will be able to interact with any feature annotation:
Selection: simply left-click on the annotation
Moving: Left click on a selected annotation item to start moving it. A right-click or pressing Esc key cancels the move, while a second left click will confirm the move. The displacement can also be controlled pressing the cursor keys:
Shift+key for big movement
Alt+key for
1 px
movement
Geometry modification: for line or polygon annotations, left-click on a vertex of the geometry, move and click again. Double-click a segment to add a new vertex.
Delete: Pressing the Del or Backspace key while an annotation is selected will delete that annotation
Feature symbology
A selected annotation will display its Symbology properties in the Layer styling panel. You can:
modify the appearance using full capabilities of the symbol or the text format (including the text itself), depending on the type.
configure a Reference scale
set a Z index
modify some of the Layer rendering settings
レイヤプロパティ
The properties dialog of an annotation layer provides the following tabs:
Information: a read-only dialog representing an interesting place to quickly grab summarized information and metadata on the current layer.
Source: defines general settings for the annotation layer. You can:
Set a Layer name that will be used to identify the layer in the project (in the Layers Panel, with expressions, ...)
Display the layer's Assigned Coordinate Reference System (CRS): you can change the layer's CRS, selecting a recently used one in the drop-down list or clicking on
Select CRS button (see 座標参照系セレクタ). Use this process only if the CRS applied to the layer is a wrong one or if none was applied.
Rendering:
最大(含む) と 最小(含まない) 縮尺を設定して、地物が表示される縮尺の範囲を定義できます。この範囲の外では地物は非表示になります。
現在のキャンバスの縮尺に設定 ボタンを使用すると、可視性の範囲の境界として現在のマップキャンバスの縮尺を使用できます。詳細については Visibility Scale Selector 参照してください。
Opacity: You can make the underlying layer in the map canvas visible with this tool. Use the slider to adapt the visibility of your vector layer to your needs. You can also make a precise definition of the percentage of visibility in the menu beside the slider.
Blending mode at the Layer level: You can achieve special rendering effects with these tools that you may previously only know from graphics programs. The pixels of your overlaying and underlying layers are mixed through the settings described in 混合モード.
描画エフェクト ボタンを使用して、レイヤの地物すべてに 描画効果 を適用します。
Some of these options are accessible from the feature annotation Symbology properties.
11.1.6.2. Balloon annotations
You can add balloon annotations through Annotations Toolbar:
menu or from the注記フォーム: ベクタレイヤの属性を、カスタマイズされた
ui
ファイル( 図 11.14 を参照)で表示するのに便利です。 カスタム属性フォーム に似ていますが、これは注記アイテムに表示されます。詳細については、Tim Sutton 氏によるビデオ https://www.youtube.com/watch?v=0pDBuSbQ02o&feature=youtu.be&t=2m25s も参照してください。Move Annotation to adjust annotation element size or position (using click and drag)

図 11.14 Examples of balloon annotations
To add a balloon annotation, select the corresponding tool and click on the map canvas. An empty balloon is added. Double-click on it and a dialog opens with various options. This dialog is almost the same for all the annotation types:
一番上には、注記の種類に応じて
html
、svg
またはui
ファイルへのパスを入力するためのファイルセレクタがあります。テキスト注釈の場合は、テキストボックスにメッセージを入力して、通常のフォントツールを使用してそのレンダリングを設定できます。地図の固定位置:チェックを外すと、バルーンの配置は(地図ではなく)画面の位置に基づきます。つまり、注記は地図のキャンバスの範囲に関係なく常に表示されます。
リンクされたレイヤ: マップのレイヤに注記を関連付け、そのレイヤが表示状態のときのみ注記が表示されるようにします。
マーカー: QGISのシンボル を使って、バルーンのアンカー位置に表示されるシンボルを設定します( 地図の固定位置 にチェックが入っているときのみ表示されます)。
フレームスタイル: QGISのシンボル設定を使用して、フレームの背景色や透明度、バルーンのストローク色やストローク幅を設定します。
コンテンツのマージン: 注記フレームの内側のマージンを設定します。

図 11.15 A ballon annotation text dialog
注記ツールが有効なときは、注記を選択できます。注記は、(マップマーカーをドラッグすることで)地図上の位置を移動したり、バルーンだけを移動したりすることができます。 注記を移動 ツールでマップキャンバス上のバルーンを移動させることもできます。
注記を削除するには、その注記を選択して Del または Backspace キーを押すか、またはその注記をダブルクリックしてプロパティダイアログの 削除 ボタンを押します。
注釈
If you press Ctrl+T while a balloon Annotation tool (move annotation, text annotation, form annotation) is active, the visibility states of the items are inverted.
11.1.7. 計測
11.1.7.1. 一般情報
QGISは、ジオメトリを計測する4つの手段を提供します。
地物の識別 ツールによる派生した属性の計測
ベクタ解析ツール:
計測は投影された座標系(例えばUTM)でも、非投影データでも機能します。最初の3つの計測ツールは、グローバルなプロジェクト設定に対しても同様に動作します:
他のほとんどのGISとは異なり、QGISのデフォルトの計測基準は楕円体で、
で定義される楕円体を使っています。これは、プロジェクトに地理座標系や投影座標系が定義されている場合にも当てはまります。投影された/平面的な面積や距離を直交座標系によって計算したい場合には、計測の楕円体を「None/Planimetric」にしなければなりません(
)。ただし、データとプロジェクトに定義された地理的(すなわち非投影の)CRSを使用すると、面積と距離の計測は楕円体計算になります。
しかしながら、地物情報表示ツールやフィールド計算機はどちらも計測前にデータをプロジェクトのCRSへ変換しません。これを行いたい場合には、ベクタ解析ツール:
を使用する必要があります。ここでは、楕円体計測を選択しない限り、計測は平面座標系で行われます。11.1.7.2. 対話的に長さ、面積、方位、角度を計測
属性ツールバーの アイコンをクリックすると、計測を開始できます。アイコンの近くにある下矢印で、
長さ、
面積、
方位、
角度の計測を切り替えられます。ダイアログで使用されるデフォルトの単位は、 メニュー内で設定された単位です。
線の長さを測る と 面積を測る では、計測は デカルト座標 または
回転楕円体 による計測で行うことができます。
注釈
計測ツールを設定する
長さや面積を測定しているときに、ウィジェットの下にある 設定 ボタンをクリックすると、 メニューが開きます。ここではラバーバンド色、測定の桁数、計測単位を選択できます。好きな長さや角度の単位も選択できますが、現在のプロジェクト中ではこれらの値は メニューで行われた選択と計測ウィジェットで行われた選択によって上書きされることに注意してください。
すべての計測モジュールは、デジタイジングモジュールのスナップ設定( スナップ許容範囲と検索半径の設定 セクションを参照)を使用します。正確にライン地物に沿って、あるいはポリゴン地物の周りを測定したいのであれば、最初にそのレイヤのスナップ許容誤差を設定します。すると、測定ツールを使用している場合の(許容誤差の設定内の)各マウスクリックはそのレイヤにスナップします。
線の長さを測る は、与えられた点間の距離を測ります。このツールは、マップ上の点を複数クリックできます。各セグメントの長さとその合計が計測ウィンドウに表示されます。計測を停止するには、マウスの右ボタンをクリックします。 すべてコピー ボタンを使用すると、全ての線の計測結果をクリップボードに一度にコピーできます。
計測ツールでの作業中に、合計の近くにあるドロップダウンリストを操作して測定単位を対話的に変更できます、(「メートル」、「キロメートル」、「フィート」、「ヤード」、「マイル」、「海里」「センチメートル」、「ミリメートル」、「度」、「地図単位」)。この単位は、新しいプロジェクトが作成されるか、別のプロジェクトが開かれるまで、このウィジェットで保持されます。
ダイアログの 情報 セクションでは、利用可能なCRS設定に従ってどのように計算が行われるかが説明されています。

図 11.16 距離の計測
面積を測る: 面積も計測することができます。計測ウィンドウには、累積の面積合計が表示されます。右クリックで描画を停止します。情報セクションがあり、異なる面積単位への変換機能(「平方メートル」、「平方キロメートル」、「平方フィート」、「平方ヤード」、「平方マイル」、「ヘクタール」、「エーカー」、「平方センチメートル」、「平方ミリメートル」、「平方海里」、「平方度」、「地図単位」)もあります。

図 11.17 面積の計測
方位を測る: 方位も計測できます。カーソルが十字型に変化します。方位の起点をクリックし、カーソルを動かして2点目を描きます。計測値はポップアップダイアログに表示されます。

図 11.18 方位の計測
角度を測る: 角度を測ることもできます。カーソルが十字型に変化します。クリックして計測したい角の1つ目のセグメントを描画し、それからカーソルを動かして求める角を描きます。計測値はポップアップダイアログに表示されます。

図 11.19 角度の計測
11.1.8. 追加のマップビューの設定
It is also possible to open additional map views whose content could diverge
from the Layers panel current state.
To add a new map view, go to
. A new floating widget, mimicking the main map
view's rendering, is added to QGIS. You can add as many map views as you need.
They can be kept floating, placed side by side or stacked on top of each
other.

図 11.20 設定が異なる複数のマップビュー
追加したマップキャンバスの上部には、以下の機能を持つツールバーがあります。
マップビューに表示する マップテーマ を選択するための
ビューテーマの設定。
(none)
に設定されている場合は、ビューは レイヤ パネルの変更に従います。
11.1.9. マップビューのエクスポート
作成したマップは、 印刷レイアウトやレポート の高度な機能を使用して、さまざまな形式にレイアウトしエクスポートすることができます。また、レイアウトなしで現在の表示を直接エクスポートすることもできます。このマップビューの「スクリーンショット」には、便利な機能がいくつかあります。
現在の表示でマップキャンバスをエクスポートするには、
この2つのツールには共通のオプションがあります。次のようなダイアログが開きます。

図 11.21 「地図を画像として保存」ダイアログ
エクスポートする 領域 を選択します。現在のビュー(デフォルト)、レイヤの範囲、またはマップキャンバスに描画するカスタムの範囲を選べます。選択した領域の座標がダイアログに表示され、手動で編集できます。
地図の 縮尺 を入力するか、定義済み縮尺 の中から選択します。 縮尺を変更すると、エクスポートする領域が(中心を基準に)変更されます。
出力の 解像度 を設定します。
画像の 出力の幅 と 出力の高さ をピクセル単位で設定します。 デフォルトは現在の解像度と領域に基づきますが、変更することもでき、地図の領域が(中心を基準に)変更されます。縦横比は固定することができ、これは出力領域をマップキャンバスに描画するときに特に便利です。
アクティブな装飾を描く: 使用中の 地図整飾 (スケールバー、タイトルラベル、グリッド、方位記号など)が地図と共にエクスポートされます。
注記を描画 :任意の 注記 をエクスポートします。
地理参照情報を追加: 出力形式に応じて、同じ名前のワールドファイル(出力が
PNG
画像ならばPNGW
、JPG
画像ならばJPGW
等の拡張子を持つファイル)が画像と同じフォルダに保存されます。PDF
形式では、PDFファイルの中に情報が埋め込まれます。PDFにエクスポートする場合は、 地図をPDFにエクスポート... ダイアログ内で使用できる追加オプションがあります。
図 11.22 「PDF形式で地図を保存」ダイアログ
RDF メタデータのエクスポート(title, authorなど): タイトル、著者、日付、説明などをエクスポートします。
Create Geospatial PDF (GeoPDF): Generate a georeferenced PDF file. You can:
注釈
A GeoPDF file can also be used as a data source. For more on GeoPDF support in QGIS, see https://north-road.com/2019/09/03/qgis-3-10-loves-geopdf/.
地図をラスタ化する
Simplify geometries to reduce output file size: Geometries will be simplified while exporting the map by removing vertices that are not discernibly different at the export resolution (e.g. if the export resolution is
300 dpi
, vertices that are less than1/600 inch
apart will be removed). This can reduce the size and complexity of the export file (very large files can fail to load in other applications).テキスト出力 の設定:これは、テキストラベルを適切なテキストオブジェクトとして出力( テキストを常にテキストオブジェクトとして出力 )するか、パスのみとして出力( テキストを常にパスとして出力 )するかを制御します。テキストオブジェクトとして出力する場合、外部アプリケーション(Inkscapeなど)で通常のテキストとして編集が可能です。ただし、副作用としてレンダリング品質が低下し、さらにテキストにバッファ等の特定の設定がなされていると、レンダリングに問題が発生します。このため、テキストをパスとして出力することを推奨します。
保存 をクリックして、ファイルの場所、名前、形式を選択します。
地図を画像にエクスポートする場合は、上の設定による出力結果を クリップボードへコピー し、 LibreOffice や GIMP 等の別のアプリケーションに地図を張り付けることもできます。