17.1. はじめに

このガイドでは、QGISプロセシングフレームワークの使用方法について説明します。このガイドでは、プロセシングフレームワークまたはそれに依存するアプリケーションに関する以前の知識は想定していません。また、QGISの基本的な知識を前提としています。スクリプトに関する章では、PythonとおそらくQGIS Python APIの基本的な知識を持っていることを想定しています。

このガイドは自習用に設計されたプロセシングワークショップを実行するためのものです.

このガイドの例は、QGIS 3.4 を使用しています。それ以外のバージョンでは動作しない、または利用できない可能性があります。

このガイドは、徐々に複雑になっていく小さな演習のセットで構成されています。もし、あなたがプロセシングフレームワークを使ったことがないのであれば、一番最初から始めてください。もし、ある程度の経験があるのであれば、自由にレッスンを飛ばしてください。各章は多かれ少なかれ独立しており、各章のタイトルや冒頭の短い紹介文にあるように、それぞれ新しい概念や新しい要素を導入しています。そのため、特定のトピックを扱っているレッスンを見つけるのは簡単です。

すべてのフレームワークコンポーネントとその使用法についてのより体系的な説明については、ユーザーマニュアルの対応する章を確認することが推奨されます。このガイドと一緒にサポートテキストとして使用してください。

このガイドのすべての演習は、トレーニングマニュアルで使用され、セクション データ で参照されるものと同じフリーデータセットを使用します。ダウンロードするZIPファイルには、このガイドの各レッスンに対応するいくつかのフォルダが含まれています。それぞれのフォルダには、QGISのプロジェクトファイルがあります。それを開くだけで、レッスンを始めることができます。

楽しんでください!