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28.1.18. ラスタツール

28.1.18.1. Align raster

NEW in 3.34

Aligns raster by resampling it to the same cell size and reprojecting to the same CRS as a reference raster.

警告

This algorithm is ONLY available in the Model Designer context. For other contexts, use instead Align rasters.

パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

入力レイヤ

INPUT

[ラスタ]

Input raster layer to align

リサンプリング方法

RESAMPLING_METHOD

[列挙型]

デフォルト: 0

Method to use for input layer resampling. Available options are:

  • 0 --- Nearest Neighbour

  • 1 --- Bilinear (2x2 kernel)

  • 2 --- Cubic (4x4 kernel)

  • 3 --- Cubic B-Spline (4x4 kernel)

  • 4 --- Lanczos (6x6 kernel)

  • 5 -- 平均

  • 6 -- モード

  • 7 --- 最大

  • 8 -- 最小値

  • 9 -- 中央値

  • 10 --- First quartile (Q1)

  • 11 --- Third quartile (Q3)

Rescale values according to the cell size

RESCALE

[ブール値]

Default: No

スナップで参照するレイヤ

REFERENCE_LAYER

[ラスタ]

A raster layer that will be used to fetch extent, cell size and CRS that will be applied to input layers.

Override reference CRS

オプション

CRS

[crs]

CRS to be used instead of the reference layer's

Override reference cell size X

オプション

CELL_SIZE_X

[数値]

Cell size in X direction to be used instead of the reference layer's

Override reference cell size Y

オプション

CELL_SIZE_Y

[数値]

Cell size in Y direction to be used instead of the reference layer's

Override reference grid offset X

オプション

GRID_OFFSET_X

[数値]

Offset in X direction to apply to cells grid

Override reference grid offset Y

オプション

GRID_OFFSET_Y

[数値]

Offset in Y direction to apply to cells grid

Clip to extent

オプション

EXTENT

[範囲]

出力ラスタレイヤの範囲を指定します。内部的にタイルサイズの倍数に拡張されます。

利用できる方法:

  • レイヤーから計算...: 現在のプロジェクトに読み込まれたレイヤの範囲を使用します。

  • レイアウトマップから計算...: アクティブなプロジェクト内の レイアウト地図アイテム の範囲を使用します。

  • ブックマークから計算...:保存された ブックマーク の範囲を使用します。

  • 現在のキャンバス領域を使用

  • キャンバスに描画: 考慮する領域を区切る矩形をクリック&ドラッグします。

  • xmin, xmax, ymin, ymax として座標を入力

Aligned raster

OUTPUT

[ラスタ]

output raster with pixels resampled

出力

ラベル

名前

データ型

説明

Aligned raster

OUTPUT

[ラスタ]

output raster with pixels resampled

Python コード

Algorithm ID: native:alignsingleraster

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.18.2. Align rasters

NEW in 3.34

Aligns rasters by resampling them to the same cell size and reprojecting to the same CRS as a reference raster.

警告

This algorithm is NOT available in the Model Designer context. Use instead Align raster.

パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

入力レイヤ

INPUT

[ラスタ] [リスト]

List of input raster layers with resampling options associated (filled as a QgsProcessingParameterAlignRasterLayers item --- done in GUI by pressing Configure Raster... button for each selected layer):

Input layer [string] (inputFile)

Full path of the input layer to align

Output file [string] (outputFile)

Full path of the corresponding aligned output layer

Resampling method [enumeration] (resampleMethod)

Method to use for input layer resampling. Available options are:

  • 0 --- Nearest Neighbour

  • 1 --- Bilinear (2x2 kernel)

  • 2 --- Cubic (4x4 kernel)

  • 3 --- Cubic B-Spline (4x4 kernel)

  • 4 --- Lanczos (6x6 kernel)

  • 5 -- 平均

  • 6 -- モード

  • 7 --- 最大

  • 8 -- 最小値

  • 9 -- 中央値

  • 10 --- First quartile (Q1)

  • 11 --- Third quartile (Q3)

Rescale values according to the cell size [boolean] (rescale)

スナップで参照するレイヤ

REFERENCE_LAYER

[ラスタ]

A raster layer that will be used to fetch extent, cell size and CRS that will be applied to input layers.

Override reference CRS

オプション

CRS

[crs]

CRS to be used instead of the reference layer's

Override reference cell size X

オプション

CELL_SIZE_X

[数値]

Cell size in X direction to be used instead of the reference layer's

Override reference cell size Y

オプション

CELL_SIZE_Y

[数値]

Cell size in Y direction to be used instead of the reference layer's

Override reference grid offset X

オプション

GRID_OFFSET_X

[数値]

Offset in X direction to apply to cells grid

Override reference grid offset Y

オプション

GRID_OFFSET_Y

[数値]

Offset in Y direction to apply to cells grid

Clip to extent

オプション

EXTENT

[範囲]

出力ラスタレイヤの範囲を指定します。内部的にタイルサイズの倍数に拡張されます。

利用できる方法:

  • レイヤーから計算...: 現在のプロジェクトに読み込まれたレイヤの範囲を使用します。

  • レイアウトマップから計算...: アクティブなプロジェクト内の レイアウト地図アイテム の範囲を使用します。

  • ブックマークから計算...:保存された ブックマーク の範囲を使用します。

  • 現在のキャンバス領域を使用

  • キャンバスに描画: 考慮する領域を区切る矩形をクリック&ドラッグします。

  • xmin, xmax, ymin, ymax として座標を入力

出力

ラベル

名前

データ型

説明

Aligned rasters

OUTPUT_LAYERS

[ラスタ] [リスト]

output rasters with pixels resampled

Python コード

Algorithm ID: native:alignrasters

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.18.3. 地図のラスタ化

マップキャンバスの内容のラスタ画像を作成します。

地図テーマ を選択して、予め指定されたレイヤの組み合わせと各レイヤの定義済みスタイルでレンダリングすることができます。

地図テーマを使用しない場合には、単一のレイヤを選択することもできます。

地図テーマもレイヤも設定されていない場合には、現在の地図コンテンツがレンダリングされます。入力された最小範囲は内部的にタイルサイズの倍数に拡張されます。

パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

書き出す範囲 (xmin, xmax, ymin, ymax)

EXTENT

[範囲]

出力ラスタレイヤの範囲を指定します。内部的にタイルサイズの倍数に拡張されます。

利用できる方法:

  • レイヤーから計算...: 現在のプロジェクトに読み込まれたレイヤの範囲を使用します。

  • レイアウトマップから計算...: アクティブなプロジェクト内の レイアウト地図アイテム の範囲を使用します。

  • ブックマークから計算...:保存された ブックマーク の範囲を使用します。

  • 現在のキャンバス領域を使用

  • キャンバスに描画: 考慮する領域を区切る矩形をクリック&ドラッグします。

  • xmin, xmax, ymin, ymax として座標を入力

タイルサイズ

TILE_SIZE

[数値]

デフォルト: 1024

出力ラスタレイヤのタイルサイズ。最小値:64

ピクセルの地図単位

MAP_UNITS_PER_PIXEL

[数値]

デフォルト: 100.0

(地図単位の)ピクセルのサイズ。最小値:0.0

背景を透明にする

MAKE_BACKGROUND_TRANSPARENT

[ブール値]

デフォルト: False

透明な背景で地図をエクスポートします。 True に設定された場合、(RGBではなく)RGBA画像で出力します。

地図のテーマ

オプション

MAP_THEME

[列挙型]

レンダリング時に既存の 地図テーマ を使用します。

書き出すレイヤ

オプション

LAYER

[列挙型]

書き出すレイヤを選択します

出力レイヤ

OUTPUT

[ラスタ]

デフォルト: [一時ファイルに保存]

出力ラスタレイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時ファイルに保存

  • ファイルに保存...

出力

ラベル

名前

データ型

説明

出力レイヤ

OUTPUT

[ラスタ]

出力ラスタレイヤ

Python コード

Algorithm ID: native:rasterize

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.18.4. nodataセルを値で埋める

入力ラスタのnodata値をリセットし、指定した値に設定します。この結果、nodataピクセルの無いラスタデータセットが作成されます。

このアルゴリズムは入力ラスタのデータ型に従います。例えば、整数値ラスタを埋める値に浮動小数点値を適用しても、値は丸められます。

../../../../_images/fill_nodata.png

図 28.39 ラスタのnodata値(グレー色)を埋める

パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

入力ラスタ

INPUT

[ラスタ]

処理するラスタ

バンド番号

BAND

[数値]

デフォルト: 1

ラスタのバンド番号

埋める値

FILL_VALUE

[数値]

デフォルト: 1.0

nodataピクセルに使用する値を設定します

出力ラスタ

OUTPUT

[ラスタ]

デフォルト: [一時ファイルに保存]

出力ラスタレイヤを指定します。次のいずれかです:

  • 一時ファイルに保存

  • ファイルに保存...

出力

ラベル

名前

データ型

説明

出力ラスタ

OUTPUT

[ラスタ]

nodataセルが産められた出力ラスタレイヤ

Python コード

Algorithm ID: native:fillnodata

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.18.5. XYZタイルの生成(ディレクトリ形式)

現在のQGISプロジェクトを使用して “XYZ” ラスタタイルを生成します。個々のタイル画像はディレクトリ構造で保存されます。

オプションとして、生成されたタイルを地図レイヤとして使用したLeaflet HTML出力ファイルを作ることができます。

パラメータ

基本パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

範囲 (xmin, xmax, ymin, ymax)

EXTENT

[範囲]

タイルの範囲を指定します。内部的にタイルサイズの倍数に拡張されます。

利用できる方法:

  • レイヤーから計算...: 現在のプロジェクトに読み込まれたレイヤの範囲を使用します。

  • レイアウトマップから計算...: アクティブなプロジェクト内の レイアウト地図アイテム の範囲を使用します。

  • ブックマークから計算...:保存された ブックマーク の範囲を使用します。

  • 現在のキャンバス領域を使用

  • キャンバスに描画: 考慮する領域を区切る矩形をクリック&ドラッグします。

  • xmin, xmax, ymin, ymax として座標を入力

最小ズーム値

ZOOM_MIN

[数値]

デフォルト: 12

最小値0、最大値25

最大ズーム値

ZOOM_MAX

[数値]

デフォルト: 12

最小値0、最大値25

DPI

DPI

[数値]

デフォルト: 96

最小値48、最大値600

背景色

オプション

BACKGROUND_COLOR

[色]

デフォルト: QColor(0, 0, 0, 0)

タイルの背景色を選択します

アンチエイリアスを有効化

ANTIALIAS

[ブール値]

デフォルト: True

アンチエイリアスを有効にするかどうかの指定

タイル形式

TILE_FORMAT

[列挙型]

デフォルト: 0

次のいずれかです:

  • 0 --- PNG

  • 1 --- JPG

品質(JPGの場合)

オプション

QUALITY

[数値]

デフォルト: 75

最小値1、最大値100

メタタイルのサイズ

オプション

METATILESIZE

[数値]

デフォルト: 4

XYZタイルを生成する際のカスタムメタタイルサイズを指定します。大きな値を指定するとタイルのレンダリングが高速化され、ラベリングが向上する(ラベルのない隙間が少なくなる)可能性がありますが、メモリ使用量は増加します。最小値は1、最大値は20です。

タイルの幅

オプション

TILE_WIDTH

[数値]

デフォルト: 256

最小値1、最大値4096

タイルの高さ

オプション

TILE_HEIGHT

[数値]

デフォルト: 256

最小値1、最大値4096

Y軸の反転(TMS)

オプション

TMS_CONVENTION

[ブール値]

デフォルト: False

出力フォルダ

オプション

OUTPUT_DIRECTORY

[フォルダ]

デフォルト: [一時フォルダに保存]

(タイルの)出力ディレクトリを指定します。次のいずれかです:

  • 出力をスキップ

  • 一時ディレクトリに保存

  • ディレクトリに保存します

htmlファイル(Leaflet)

オプション

OUTPUT_HTML

[html]

デフォルト: [一時ファイルに保存]

HTML出力ファイルを指定します。次のいずれかです:

  • 出力をスキップ

  • 一時ファイルに保存

  • ファイルに保存...

詳細パラメータ

NEW in 3.30

ラベル

名前

データ型

説明

Leaflet HTML output title

オプション

HTML_TITLE

[文字列]

デフォルト:未設定

HTML <title>-tag used for the Leaflet HTML output file.

Leaflet HTML output attribution

オプション

HTML_ATTRIBUTION

[文字列]

デフォルト:未設定

Custom map attribution used for the Leaflet HTML output file. HTML links are possible.

Include OpenStreetMap basemap in Leaflet HTML output

オプション

HTML_OSM

[ブール値]

デフォルト: False

An OpenStreetMap basemap layer (source: https://tile.openstreetmap.org) is included in the Leaflet HTML output file. Proper map attribution is added automatically.

出力

ラベル

名前

データ型

説明

出力フォルダ

OUTPUT_DIRECTORY

[フォルダ]

(タイルの)出力ディレクトリ

htmlファイル(Leaflet)

OUTPUT_HTML

[html]

HTML(Leaflet)の出力ファイル

Python コード

Algorithm ID: native:tilesxyzdirectory

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。

28.1.18.6. XYZタイルの生成(MBTiles形式)

現在のQGISプロジェクトを使用して “XYZ” ラスタタイルを生成します。タイル画像は単一の “MBTiles” 形式ファイルとして保存されます。

パラメータ

ラベル

名前

データ型

説明

範囲 (xmin, xmax, ymin, ymax)

EXTENT

[範囲]

タイルの範囲を指定します。内部的にタイルサイズの倍数に拡張されます。

利用できる方法:

  • レイヤーから計算...: 現在のプロジェクトに読み込まれたレイヤの範囲を使用します。

  • レイアウトマップから計算...: アクティブなプロジェクト内の レイアウト地図アイテム の範囲を使用します。

  • ブックマークから計算...:保存された ブックマーク の範囲を使用します。

  • 現在のキャンバス領域を使用

  • キャンバスに描画: 考慮する領域を区切る矩形をクリック&ドラッグします。

  • xmin, xmax, ymin, ymax として座標を入力

最小ズーム値

ZOOM_MIN

[数値]

デフォルト: 12

最小値0、最大値25

最大ズーム値

ZOOM_MAX

[数値]

デフォルト: 12

最小値0、最大値25

DPI

DPI

[数値]

デフォルト: 96

最小値48、最大値600

背景色

オプション

BACKGROUND_COLOR

[色]

デフォルト: QColor(0, 0, 0, 0)

タイルの背景色を選択します

アンチエイリアスを有効化

ANTIALIAS

[ブール値]

デフォルト: True

アンチエイリアスを有効にするかどうかの指定

タイル形式

TILE_FORMAT

[列挙型]

デフォルト: 0

次のいずれかです:

  • 0 --- PNG

  • 1 --- JPG

品質(JPGの場合)

オプション

QUALITY

[数値]

デフォルト: 75

最小値1、最大値100

メタタイルのサイズ

オプション

METATILESIZE

[数値]

デフォルト: 4

XYZタイルを生成する際のカスタムメタタイルサイズを指定します。大きな値を指定するとタイルのレンダリングが高速化され、ラベリングが向上する(ラベルのない隙間が少なくなる)可能性がありますが、メモリ使用量は増加します。最小値は1、最大値は20です。

出力ファイル(MBTiles形式)

OUTPUT_FILE

[ファイル]

デフォルト: [一時ファイルに保存]

出力ファイルを指定します。次のいずれかです:

  • 出力をスキップ

  • 一時ファイルに保存

  • ファイルに保存...

出力

ラベル

名前

データ型

説明

出力ファイル(MBTiles形式)

OUTPUT_FILE

[ファイル]

出力ファイル

Python コード

Algorithm ID: native:tilesxyzmbtiles

import processing
processing.run("algorithm_id", {parameter_dictionary})

algorithm id は、プロセシングツールボックス内でアルゴリズムにマウスカーソルを乗せた際に表示されるIDです。 parameter dictionary は、パラメータの「名前」とその値を指定するマッピング型です。Python コンソールからプロセシングアルゴリズムを実行する方法の詳細については、 プロセシングアルゴリズムをコンソールから使う を参照してください。