22.2. プロセッシングフレームワークの設定をする

前述したように、設定メニューでは、アルゴリズムがどのように機能するかを設定することのできる、新たなダイアログへのアクセスを提供します。設定パラメータは分割されたブロックで構成されていて、ダイアログの左の側で選択できるようになっています。

前述 出力フォルダ エントリと一緒に、 一般 ブロックは、出力レイヤーのデフォルトのレンダリングのスタイルを設定するためのパラメーター(すなわち、フレームワークGUIコンポーネントの任意のアルゴリズムを用いて生成されたレイヤー)が含まれます。QGISで使用したいスタイルを作成し、ファイルに保存し、その後、アルゴリズムがそれを使用できるように設定の中へそのファイルへのパスを入力するだけです。レイヤーがプロセッシングによってロードされ、QGISキャンバスに追加されるたびに、そのスタイルでレンダリングされます。

描画スタイルは、各アルゴリズムとその出力のそれぞれに対して個別に設定できます。ツールボックスでアルゴリズムの名前を右クリックして 出力用にレンダリングスタイルを編集 を選択するだけです。次の図のようなダイアログが表示されます。

../../../_images/rendering_styles.png

図 22.5 レンダリングスタイル

それぞれの出力に設定したいスタイルファイル ( .qml ) を選択して OK を押して下さい。

一般 グループの他の設定パラメーターは以下のとおりです:

  • レイヤー名としてファイル名を使用 。アルゴリズムによって作成される結果の各レイヤーの名前が、アルゴリズム自体によって定義されます。いくつかのケースでは、どの入力レイヤーが使用されるかに関係なく同じ出力名が使用されることを意味して、固定の名前が使用される可能性があります。他の例では、名前が入力レイヤーまたはアルゴリズムを実行するために使用されるパラメーターのいくつかの名前に依存する場合があります。このチェックボックスがチェックされている場合、名前ではなく、出力ファイル名から取得されます。出力が一時ファイルに保存されている場合、この一時ファイルのファイル名は、通常は長くて、他の既存のファイル名との衝突を回避する目的の無意味な名前であることに注意してください。

  • アルゴリズムを実行した後ダイアログを開いたままにする 。アルゴリズムが実行を完了し、その出力レイヤーがQGISプロジェクトにロードされると、アルゴリズムのダイアログが閉じられます。ダイアログを(別のパラメーターで再びアルゴリズムを実行するため、または[ログ]タブに書き込まれた出力をより良いチェックするために)開いたままにしたい場合は、このオプションをチェックします

  • 選択された地物のみを使用 。このオプションを選択した場合、アルゴリズムの入力としてベクターレイヤーが使用されるときはいつでも、その選択された地物だけが使用されます。レイヤーに選択された地物がない場合は、すべての地物が使用されます。

  • 実行前スクリプトファイル実行後スクリプトファイル 。これらのパラメーターは、プロセッシングスクリプト機能を使用して記述されたスクリプトを参照し、スクリプト作成とコンソールについてのセクションで説明されています。

設定ダイアログ中の 一般 ブロックと別に、アルゴリズムプロバイダーのブロックもあります。アルゴリズムがツールボックスに表示されるかどうかを指定するために使用できる 有効化 項目が、このブロックの各エントリには含まれています。また、アルゴリズムプロバイダーの中には独自の設定項目を持つものがありますが、これは後で特定のアルゴリズムプロバイダーをカバーするときに説明します。