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補間プラグインは点ベクターレイヤーのTINまたはIDW補間を生成するために使用できます。取り扱いが非常に簡単であり、補間ラスターレイヤー( Figure_interpolation 参照)を作成するための直感的なグラフィカルユーザーインターフェイスを提供します。プラグインでは実行前に以下のパラメーターを指定する必要があります。
入力 ベクターレイヤー :ロードされた点のレイヤーのリストからの入力点ベクターレイヤー(複数可)を指定。複数レイヤーが指定されている場合は、すべてのレイヤーからのデータが補間するために使用されます。注: タイプ コンボボックスで「ポイント」、「構造線」や「ブレイクライン」のいずれかを指定することにより、三角測量のための制約として、ラインまたはポリゴンを挿入することが可能です 。
補間する属性: 補間に使用する属性カラムを選択するか,格納されたZ値を使用するには Z座標を使用する チェックを有効にします.
補間法:補間方法を選択します。これは、「不規則三角網(TIN)」または「(IDW)加重逆距離」のいずれかになります。TIN法を使用すると、最近傍点の三角形によって形成された表面を作成できます。これを行うには、選択したサンプル点の周りに外接円が作成され、それらの交点が非重複かつ可能なかぎりコンパクトな三角形のネットワークに接続されます。得られる表面は滑らかではありません。IDW法を用いる場合、サンプル点は、1つの点の別の点に比較した影響が作成したい未知の点からの距離で低下するように、補間時に重み付けされます。またIDW補間法にはいくつかの欠点があります。サンプルデータ点の分布が不均一である場合は補間結果の品質が低下することがあります。さらに、補間された表面内の最大値と最小値は、サンプルデータ点で起こり得るだけです。これは、多くの場合、サンプルデータポイントの周りで小さな凸と凹になります。
補間法を設定:選択した補間方法を設定します。TIN方法のためには、線形およびClough Toucher(キュービック)補間方法を選択できます。また、シェープファイル形式で三角測量を保存できます。IDW補間のためには、距離係数を設定できます。
列/行の数: 出力するラスターファイルの 行または列の数を指定します。
出力ファイル: 出力するラスターファイルの名称を指定します。
三角測量(TIN法)補間のための制約として線を使用すると、「構造線」または「破断線」いずれかを使用できることに注意してください。「破断線」を使用する場合は「構造線」を使用している間、継続的にブレークを作り出す表面の急激なブレークを生み出します。三角測量は、ブレークラインまたは構造線と交差する辺がないように、両方の方法によって修正されます。
QGISを起動し、点ベクターレイヤー(例えば elevp.csv )を読み込みます。
プラグインマネージャで補間プラグインをロードし( プラグインダイアログ 参照)、 ラスター ‣ 補間 ‣ 補間 メニューをクリックしてください、QGISのメニューバーに表示されます。 Figure_interpolation に示すように補間プラグインのダイアログが表示されます。
補間法(例えば、三角形分割補間(TIN))を選択し、出力ラスターのファイル名(例えば、 elevation_tin )およびセルサイズを5000に指定します。
[OK] をクリックします。