重要

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4. ブラウザパネル

QGISブラウザパネルは、QGISリソースの閲覧や検索、 中身の確認、コピーや読み込みに最適なツールです。QGISが処理方法を認識しているリソースのみがブラウザパネルに表示されます。

ブラウザパネル で説明されているように、ブラウザパネルを使用するとデータの検索や中身の確認、データの追加を行うことができます。さらに、ブラウザパネルはプロジェクトファイル、Pythonスクリプトやプロセシングスクリプト、プロセシングモデルなど、多くのQGISリソースのドラッグ&ドロップをサポートしています。

Pythonスクリプトやプロセシングスクリプト、プロセシングモデルは、編集するために外部エディタやグラフィカルモデラーで開くこともできます。

レイヤを レイヤ パネルから ブラウザ パネルの例えば GeoPackage や PostgreSQL データベースへドラッグ&ドロップすることができます。

../../../_images/browser_panel1.png

図 4.1 ブラウザパネル

ブラウザパネル (図 4.1) は、いくつかの固定トップレベルエントリを持った展開可能な階層として系統的に整理されています。階層にはブラウザで扱われるリソースがまとめられています。ノードエントリは、エントリ名の左側にある browserExpand をクリックすることで展開されます。ブランチは browserCollapse をクリックすることで折りたたまれます。 collapseTree 全て折りたたむ ボタンを押すと、すべてのトップレベルエントリが折りたたまれます。

設定 ► インタフェースのカスタマイズ では機能を無効化することができます。例えば、ブラウザにPythonスクリプトを表示したくない場合には Browser ► py エントリのチェックを外し、ブラウザ内のホームフォルダを消したい場合には Browser ► special:Home エントリのチェックを外します。

フィルタ( filterMap ブラウザのフィルタ )を使用して、エントリ名(階層内のリーフエントリとノードエントリの両方)に基づいて検索できます。フィルタテキストフィールドの横にある options オプション プルダウンメニューを使用して、以下のことができます。

  • 大・小文字を区別 した検索の切り替え

  • フィルタパターン文法 を次のいずれかに設定

    • 通常

    • ワイルドカード

    • 正規表現

プロパティウィジェット は、エントリ/リソースに関する有用な情報を表示します。 metadata プロパティウィジェットの有効化/無効化 ボタンを押すことで有効化/無効化することができます。有効にすると、 図 4.2 に示すようにブラウザパネルの下部にウィジェットが開きます。

../../../_images/browser_p_properties_w.png

図 4.2 プロパティウィジェット

ビュー► パネル 内の ブラウザ (2) パネルを有効にすることで、2つ目のブラウザパネルを開くことができます。ブラウザパネルが2つあると、異なるブラウザ階層の奥深くにあるリソース間でレイヤをコピーするときに便利です。

4.1. ブラウザから開くことができる/実行できるリソース

ブラウザパネルでは多くのことができます。

  • ダブルクリック、マップキャンバス上へドラッグ、または(レイヤ選択後に) addLayer 選択したレイヤの追加 ボタンをクリックすることで、ベクタレイヤ、ラスタレイヤ、メッシュレイヤをマップに追加します。

  • ダブルクリックもしくはマップキャンバスにドラッグして、Python スクリプト(プロセシングアルゴリズムを含む)を実行します。

  • ダブルクリックもしくはマップキャンバスに上へドラッグして、プロセシングモデルを実行します。

  • コンテキストメニューを使用して、QGISプロジェクトから シンボルを抽出... します。

  • デフォルトのアプリケーションでファイルを開きます( コンテキストメニューの 外部で <file type> を開く... )。例:HTMLファイル、スプレッドシート、画像、PDF、テキストファイル等

  • エントリのコピーを行います。

  • レイヤの名前の変更や、レイヤの削除(複数可)(コンテキストメニューの 管理 ►

  • ファイルエクスプローラを開き、そのファイルを直接選択する ファイルに表示

以下では、トップレベルのエントリ下で分類されたさまざまなリソースグループをリストしており、これに対するリソース固有のアクションを整理しています。

4.2. ブラウザパネルのトップレベルエントリ

4.2.1. お気に入り

よく使うファイルシステムの場所は、お気に入りとしてタグ付けすることができます。タグを付けたものはここに表示されます。

ホーム で説明する操作に加えて、コンテキストメニューでは お気に入りの名前の変更...お気に入りを削除 の操作を行うことができます。

4.2.2. 空間ブックマーク

ここには ref:空間ブックマーク <sec_bookmarks> があり、 プロジェクト・ブックマークユーザー・ブックマーク に整理されています。

表 4.1 空間ブックマークにできる操作

レベル

Contextual menu

空間ブックマーク

新規空間ブックマーク…

空間ブックマークを表示

空間ブックマークをインポート…

空間ブックマークをエクスポート…

ブックマークのグループ

(プロジェクト・ブックマーク 及び ユーザー・ブックマーク)

新規空間ブックマーク…

空間ブックマークをインポート…

空間ブックマークをエクスポート…

個々のブックマーク

ブックマークにズーム

空間ブックマークを編集…

ブックマークを削除

4.2.3. プロジェクトホーム

プロジェクトファイルが保存されると、 プロジェクトホーム のエントリが利用可能となります。これは、現在のプロジェクト内で使用されているデータやその他のコンテンツ(スクリプト、プロセシングモデル、テキスト等)を含むフォルダです。これは ブラウザ パネルに表示され、プロジェクトのデータやその他のファイルに素早くアクセスできるようになります。

これはデフォルトではプロジェクトファイルのあるフォルダですが、 プロジェクト ► プロパティ... ► 一般情報 ► プロジェクトのホーム オプションや、ブラウザパネルの プロジェクトホーム アイテムを右クリックして プロジェクトホームを設定... から変更することができます。ホームフォルダのカスタマイズは、QGISのプロジェクトがデータセットと一緒に組織の「プロジェクト」のルートフォルダに保存されていないような場合に特に便利です。

4.2.4. ドライブとファイルシステム

続く ブラウザ パネルのアイテムはお使いのOSによって異なり、ファイルシステムのトップレベルエントリに関係します。

これらは主に、以下のとおりです:

  • ホーム フォルダ。現在のユーザーのホームフォルダを指します

  • Unixベースのマシンは、ルートフォルダ /

  • 接続されたローカルドライブやネットワークドライブ。OSに依存し、直接表示される(例:C:\D:\ )場合もあれば、 /Volumes エントリを通じて表示される場合もあります。

これらのフォルダやドライブのコンテキストメニューからは、以下の操作が行えます:

  • コンテンツの再読み込み

  • 新規 ► のサブアイテムから、 ディレクトリGeoPackage 、またはESRI シェープファイル 形式データセットの作成

  • ディレクトリの非表示( ブラウザから隠す

  • 色を設定 :フォルダアイコンの色をカスタマイズすることで、複雑なフォルダ構造を素早くブラウズするのに役立ちます

  • スキャン の有効化:

    • checkbox 変更を監視する :特定のディレクトリについて、モニタリングし自動更新するかどうかを手動で制御できます。この設定は、選択したディレクトリとそのサブディレクトリすべてに適用されます。これにより、ネットワークドライブに問題がないことが分かっている場合は監視を手動でオプトインしたり、その他の理由で監視したくない大きなディレクトリの監視を手動でオプトアウトしたりすることができます。デフォルトでは、リモートドライブやネットワークドライブは自動的には監視されません。

    • unchecked このディレクトリの高速スキャン

  • ディレクトリをファイルマネージャで開く( ディレクトリを開く...

  • ディレクトリをターミナルウィンドウで開く( ターミナルで開く...

  • プロパティ... の確認や、親フォルダの ディレクトリプロパティ... の確認

4.2.5. データ型

表 4.2 素のレイヤファイルにできる操作

レベルとコンテキストメニュー

レイヤの型

addRasterLayer ラスタ

(参照)

addOgrLayer ベクタ

(参照)

addPointCloudLayer 点群

(参照)

addMeshLayer メッシュ

(参照)

ログファイル

<dataset name> を削除

checkbox

checkbox

ファイルに表示

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

管理

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

ファイルプロパティ...

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

Open <file type> Externally…

checkbox

入力レイヤ

レイヤをプロジェクトに追加する

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

レイヤエクスポート

checkbox

checkbox

レイヤのプロパティ...

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

データソースマネージャを開く…

checkbox

checkbox

SQLを実行...

checkbox

4.2.6. データベースエントリ

QGISで利用できるデータベースの種類は、ご利用のOSとインストールされているドライバによって異なる場合があります。以下は、データセットツリーの各レベルにおけるコンテキストメニューの様々なエントリのリストです。

表 4.3 Available actions for database entries

レベルとコンテキストメニュー

データベースの種類

geoPackage

GeoPackage ([1])

spatialite

SpatiaLite

postgis

PostgreSQL

hana

SAP HANA

mssql

MS SQL Server

oracle

Oracle

トップメニュー

既存のデータベースへの 新規接続… の作成

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

データベースを作成…

checkbox

checkbox

データベースとレイヤーを作成…

checkbox

ファイルに 接続を保存…

checkbox

checkbox

checkbox

接続を読み込む…

checkbox

checkbox

checkbox

接続 / データベース

接続の 再読み込み

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続の編集…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続を複製...

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続を消去…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

Import Vector Layer…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

新規フィールドドメイン ► 新規レンジ範囲

checkbox

新規フィールドドメイン ► 新規コード化数値範囲

checkbox

新規フィールドドメイン ► 新規Glob範囲

checkbox

<database_name> の削除

checkbox

checkbox

データベースの圧縮(VACUUM)

checkbox

新規スキーマ… の作成

checkbox

checkbox

checkbox

新規テーブル… の作成

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

SQLを実行…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

スキーマ

スキーマの 再読み込み

checkbox

checkbox

checkbox

スキーマ操作 ► スキーマ名の変更…

checkbox

checkbox

checkbox

スキーマ操作 ► スキーマを削除…

checkbox

checkbox

checkbox

新規テーブル… の作成

checkbox

checkbox

SQLを実行…

checkbox

checkbox

テーブル / レイヤ

テーブル操作 ► テーブルの名前を変更…

checkbox

checkbox

checkbox

テーブル操作 ► テーブルを全行削除…

checkbox

checkbox

SQLを実行…

checkbox

checkbox

checkbox

レイヤエクスポート ► ファイルへ…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

管理 ► <layer_name> のレイヤ名変更…

checkbox

checkbox

checkbox

管理 ► レイヤ <layer_name> を削除する…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

管理 ► 選択したレイヤを削除

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

管理 ► レイヤをプロジェクトに追加する

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

管理 ► 選択されたレイヤをプロジェクトに追加する

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

Manage ► Move to Another Schema

checkbox

checkbox

レイヤのプロパティ… ダイアログを開く

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

ファイルのプロパティ… ダイアログを開く

checkbox

データソースマネージャーで開く

checkbox

checkbox

属性

新規属性を追加…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

各属性

フィールドドメインを設定

checkbox

属性名を変更 ([2])

checkbox

checkbox

checkbox

別名を設定…

checkbox

コメントを設定…

checkbox

checkbox

属性を削除…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

注釈

ベクタレイヤをQGISに読み込む際、sourceFields フィールドドメイン (GeoPackageやESRIファイルジオデータベースで定義されたものなど)を持つフィールドは自動的に検出されます。これらのドメインは、データベース自体によって強制され、QGISだけでなく様々なアプリケーションに適用される、データベースレベルの制約であることを意味します。

4.2.6.1. ブラウザパネルを使ってベクタレイヤをデータベースにインポートする

QGISはベクタレイヤを ブラウザ パネルからデータベースに直接インポートすることができます。これは、dbManager DBマネージャ (DBマネージャプラグイン を参照) を使わずに、データセットを対応しているデータベース形式に移送する簡単な方法 を提供します。

二つの方法でインポートを始めることができます:

  • ブラウザパネル又はプロジェクトからひとつの単純ベクタレイヤをデータベース接続又はスキーマ項目にドラッグ&ドロップします。

  • データベース接続又はスキーマ項目の上で右クリックしてコンテキストメニューから ベクタレイヤをインポート... を選びます。

注釈

複数のレイヤがデータベースにドラッグされたときは、追加のオプションなしに直ちにインポートされます。全てのインポートはバックグラウンドで行われ、そのプロセスの間もQGISインターフェイスは応答します。

../../../_images/importvector_dialog.png

図 4.3 Import Vector Layer dialog

To add a layer using Import Vector Layer... follow these steps:

  1. Add Source layer: the layer to import, chosen from the current QGIS project. To import only selected features of the source layer use the checkbox Selected features only option.

  2. Set the Table name: the name of the destination table in the database. By default, it is taken from the source layer name but can be modified. You can also use the checkbox Replace destination table (if exists) to overwrite an existing table.

  3. Define the Output CRS: the coordinate reference system of the destination table. By default, it is the CRS of the source layer, but it can be changed using the CRS selector.

  4. Configure the Attributes:

    • Source expression: expression used to populate the field. By default, this corresponds to the original source field.

    • Name: name of the field in the destination table.

    • Type: field data type (integer, text, real, etc.).

    • Length and Precision: length and precision of the field, where applicable.

    • Constraints: rules to enforce on the field values (e.g. NOT NULL, UNIQUE, DEFAULT). Support depends on the destination database.

    • Alias: an alternate display name for the field.

    • Comment: a description or note attached to the field.

    You can use buttons on the right side to:

    • newAttribute Add new field to add a new field to the destination table.

    • deleteAttribute Delete selected field to remove a field from the destination table.

    • arrowUp Move selected field up or arrowDown Move selected field down to reorder fields.

    • clearText Reset all fields to clear all fields and start from scratch.

    • settings Convert All Fields To Lowercase or settings Convert All Fields To Uppercase, to change the case of all field names.

  5. Optionally, apply a spatial filter with Filter by Extent. This restricts the import to features within a defined bounding box.

  6. Optionally, apply an attribute filter with Feature filter. This allows you to use an expression to select which features are imported.

4.2.7. タイルとWebサービス

表 4.4 ウェブサービスにできる操作 (1)

レベルとコンテキストメニュー

サービスの種類

wms

WMS / WMTS

(参照)

xyz

XYZタイル

(参照)

wcs

WCS

(参照)

wfs

WFS / OGC API - Features

(参照)

afs

ArcGIS REST Servers

(参照)

トップメニュー

新規接続… の作成

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

ファイルに 接続を保存…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続を読み込む…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続

接続の 再読み込み

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続の編集…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続を複製...

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続を消去…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

ウェブブラウザで サービス情報を見る

checkbox

テーブル / レイヤ

レイヤエクスポート ► To ファイルへ…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

レイヤをプロジェクトに追加する

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

Add Filtered Layer to Project…

checkbox

レイヤのプロパティ… ダイアログを開く

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

ウェブブラウザで サービス情報を見る

checkbox

表 4.5 ウェブサービスにできる操作 (2)

レベルとコンテキストメニュー

サービスの種類

vectorTileLayer

ベクタタイル

(参照)

tiledSceneLayer

Scene

(参照)

cloud

Cloud

(参照)

sensor

SensorThings

(参照)

stac

STAC

(参照)

トップメニュー

新規接続… の作成

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

新規一般接続… の作成

checkbox

新規ArcGIS Vector Tile Service接続… の作成

checkbox

Save Connections… details to a file

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続を読み込む…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続

接続の編集…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

接続を複製...

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

Delete Connection…

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

checkbox

再読み込み

checkbox

Details…

checkbox

テーブル / レイヤ

レイヤエクスポート ► To ファイルへ…

checkbox

レイヤをプロジェクトに追加する

checkbox

checkbox

checkbox

レイヤのプロパティ… ダイアログを開く

checkbox

checkbox

checkbox

再読み込み

checkbox

Download assets…

checkbox

Details…

checkbox

4.2.8. プロジェクトと対応しているファイル型

表 4.6 Available actions for various supported files :class: longtable

ファイル型

コンテキストメニュー

QGISプロジェクトファイル (.qgz, .qgs)

プロジェクトを開く

シンボルを抽出… (スタイルマネージャを開き、シンボルをXMLでエクスポート、デフォルトのスタイルに追加、またはPNG/SVGとしてエクスポートする)

ファイルプロパティ…

QGISレイヤ定義 (.qlr)

レイヤエクスポート ► To ファイルへ…

レイヤをプロジェクトに追加する

レイヤのプロパティ…

プロセシングモデル (.model3)

モデルを実行…

モデルを編集…

印刷レイアウトテンプレート (.qpt)

テンプレートを使った新規レイアウト

Pythonスクリプト (.py)

スクリプトの実行…

外部エディタで開く