13. Module: 学習評価
このセクション用にはご自身のデータをお使いください。必要なのは:
POI(ポイント名と複数のカテゴリ)のポイントベクタデータセット
道路のラインベクタデータセット
土地利用(土地の境界を使用)のポリゴンベクタデータセット
(航空写真のような)視覚的なスペクトル画像
DEM(お持ちでない場合は CGIAR-CSI からダウンロードできます)
13.1. 基図を作る
データ解析を行う前に、解析結果に文脈を与える基図が必要です。
13.1.1. ポイントレイヤを追加する
ポイントレイヤを追加します。行っている課程のレベルに基づき、以下の該当するセクションに記載されているものだけ行います:
点に対して、場所名などのユニークな属性に応じてラベルを付けます。ラベルには小さいフォントを使用して目立たないようにします。情報は利用可能である必要がありますが、地図の主な地物であってはなりません。
ポイント自体はカテゴリに基づいて異なる色に分類します。例えば、カテゴリには「観光地」、「警察署」、「街中心」などがありうるでしょう。
セクションと同じことをします。
重要性によって、ポイントサイズを分類します:より重要な地物はより大きなポイントで。しかしながら、サイズは 2.00 ポイントを超えないようにしてください。
ポイント1つだけに位置づけられない地物については(例えば、地域/地方の名称、または大縮尺での町名)、ポイントは何も割り当てないでください。
レイヤをシンボル化するためにポイントシンボルは使用しないでください。代わりに、ポイントの中央にラベルを使用してください。ポイントシンボル自体にはサイズがありません。
データで定義される設定 を使用してラベルを意味のあるカテゴリにスタイル付けします。
必要に応じて、属性データに適切な列を追加します。その際は架空のデータを作成しないこと - むしろ、 フィールド計算機 を使用し、データセット内の適切な既存の値に基づいて新しい列を投入します。
13.1.2. ラインレイヤを追加する
道路レイヤを追加して、そのシンボルを変更します。道路にラベルを付けないでください。
幅広い線の明るい色に道路シンボルを変更します。また、やや透明にします。
複数のシンボルレイヤを持つシンボルを作成します。結果のシンボルは実際の道路のように見えるはずです。これには単純な記号を使用できます。例えば、薄い白い実線が中央を走っている黒い線。より精巧なものにすることもできますが、結果として得られる地図が煩雑に見えるべきではありません。
地図を表示したい縮尺でデータセット中の道路の密度が高い場合は、道路のレイヤは2つ持っている必要があります:精巧な道路のような記号、およびより小さな縮尺での単純な記号。(適切な縮尺で切り替えるためには縮尺ベースの可視性を使用します。)。
すべてのシンボルが複数のシンボルレイヤを持っている必要があります。それらを正しく表示するために記号を使用します。
上記の セクション中と同じ操作を行います。
すべてのシンボルが複数のシンボルレイヤを持っている必要があります。それらを正しく表示するために記号を使用します。
13.1.3. ポリゴンレイヤを追加する
土地利用レイヤを追加し、そのシンボルを変更します。
土地利用に応じてレイヤを分類します。ソリッドカラーを使用してください。
土地利用に応じてレイヤを分類します。適切な場合には、シンボルレイヤ、異なるシンボルタイプ等を組み込みます。しかしながら、結果が落ち着いた均一に見えるよう維持してください。これは背景の一部になることに留意してください!
「都市」、「農村」、「自然保護区」、などの一般的なカテゴリに土地利用を分類するために、規則に基づく分類を使用します
13.1.4. ラスタ背景を作成する
DEMから陰影起伏を作成し、それをDEM自体の分類されたバージョンのオーバーレイとして使用します。Relief プラグインも(プラグインのレッスン中で示すように)使用できるでしょう。
13.1.5. 基図を完成させる
上記のリソースを使用して、レイヤのいくつかまたはすべてを使用して、基図を作成します。この地図は、すべての基本的なユーザーが方角を定めるために必要な情報を含むだけでなく、視覚的に統一されている/「単純」である必要があります。
13.2. データを分析する
あなたは一定の基準を満たす土地を探しています。
自身の基準で決めることができますが、基準は文書化しておかなければなりません。
これらの基準のためのいくつかのガイドラインがあります。
対象となる土地は、土地利用の特定のタイプのものでなければなりません
それは道路から一定の距離内にあるか、あるいは道路が交差していなければなりません
それは、いくつかのポイントのカテゴリ、例えば病院などのように、から一定の距離内になければなりません
13.2.1. /
検索結果のラスタ分析を含めます。ラスタの少なくとも一つの派生プロパティ、その傾斜方向や傾きなど、を考えます。
13.3. 最終的な地図
印刷レイアウト を使用して、分析結果を組み込んだ最終的な地図を作成します。
文書化基準に沿って文書にこの地図を含めます。地図が追加したレイヤーによってあまりにも視覚的に煩雑になりすぎたら、必要以上と感じるレイヤーの選択を解除します。
地図には、タイトルと凡例を含める必要があります。