2. HIG(ヒューマンインターフェイスガイドライン)
すべてのグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素が一貫して見えるように、そしてすべてのユーザーがダイアログを本能的に使えるように、GUIのレイアウトとデザインにおいて以下のガイドラインに従うことが重要です。
関連要素はグループボックスを使用してグループ化:一緒にグループ化できる要素を識別するようにし、そのグループのトピックを識別するためラベル付きのグループボックスを使用してください。内部にウィジェット/アイテムが1つのみのグループボックスを使用しないでください。
ラベル、ツールヒント、説明文、その他見出しやタイトル以外のテキスト: これらは先頭の文字だけを大文字にした成句として書き、残りの単語は名詞でない限りすべて先頭を小文字で書きます
タイトル(グループボックス、タブ、リストビューのカラムなど)、機能(メニューアイテム、ボタン)、その他の選択可能なアイテム(コンボボックスアイテム、リストボックスアイテム、ツリーリストアイテムなど):すべての単語を大文字にしますが、5文字より短い前置詞(例:'with' は該当するが 'Without' は該当しない)、接続詞(例:and, or, but)、冠詞(a, an, the)は除きます。ただし、最初と最後の単語は必ず大文字にします。
ウィジェットやグループボックスのラベルの最後にコロンを付けないでください:コロンを追加しても、視覚的なノイズを引き起こすだけで追加の意味を付与しないので、コロンは使用しないでください。この規則の例外は隣同士に2つのラベルを持っている場合です、例えば: Label1 Plugin (Path:) Label2 [/path/to/plugins]
有害なアクションを無害なアクションから遠ざける: 削除'、'取り除く' などのアクションがある場合、有害なアクションと無害なアクションの間に適切なスペースを設け、ユーザーが不用意に有害なアクションをクリックしにくくなるようにします。
「OK」「キャンセル」などのボタンには常にQButtonBoxを使用してください。ボタンのボックスを使用すれば、「OK」「キャンセル」などのボタンの順序がユーザーが使用しているオペレーティング・システム/ロケール/デスクトップ環境と一致していることが保証されるでしょう。
タブは入れ子にするべきではありません。タブを使用している場合は、22×22のアイコンが上部にQgsVectorLayerProperties / QgsProjectPropertiesなどすなわちタブで使用されるタブのスタイルに従ってください。
ウィジェットのスタックは、可能であれば避けるべきです。それらはレイアウトの問題と、見えないウィジェットに対応するための(ユーザーにとって)不可解なダイアログのサイズ変更を引き起こします。
専門用語はなるべく避け、一般的な用語で説明します。例えば、「アルファチャンネル」ではなく「不透明度」(作為的な例)、「文字列」ではなく「テキスト」など。
一貫したアイコン体系を使用してください。アイコンまたはアイコン要素が必要な場合は、支援のためのメーリングリストでロバートSzczepanekにご連絡ください。
ウィジェットの長いリストはスクロールボックスに置いてください。ダイアログは、高さ580ピクセル、幅1000ピクセルを超えないようにしてください。
高度なオプションは基本的なオプションとは別にしてください。初心者のユーザーが高度な機能の複雑さに思い煩うことなく、すぐに基本的な操作に必要な項目に辿り着けるようにしてください。高度な機能は、分割線の下方に位置するか、または別のタブ上に配置してください。
多くのオプションを持つの目的でオプションを追加しないでください。ユーザーインターフェイスは最小限にし、適切なデフォルト値を使用するように努めてください。
ボタンをクリックすると新しいダイアログが表示される場合は、ボタンのテキストにリーダー(...)を付加してください。3つのピリオドの代わりにU+2026 三点リーダー文字を使ってください。