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18.13. HTML出力

ノート

このレッスンでは、QGISは、テキスト出力とグラフを生成するために使用されているHTML形式の出力を、どのように処理するかを学びます。

これまで作成した出力はすべて(ラスターまたはベクター)レイヤーでした。しかし、いくつかのアルゴリズムは、テキストとグラフィックスの形式で出力を生成します。このすべての出力はHTMLファイルに包まれいわゆる 結果ビューア で表示されます。これは処理フレームワークの別の要素です。

どのように機能するかを理解するため、これらのアルゴリズムの1つを見てみましょう。

このレッスンで使用するデータでプロジェクトを開き、それから 数値フィールドの基本統計情報 アルゴリズムを開きます。

../../../_images/paramdialog.png

アルゴリズムはかなり単純で、使用するレイヤーおよびそのフィールド(数値フィールド)の1つを選択する必要があるだけです。出力のタイプはHTMLですが、対応するボックスは正確にラスターまたはベクター出力の場合に見つけることができるもののように動作します。ファイルパスを入力できますし、一時ファイルに保存する場合は空白のままにもできます。この場合はしかし、 htmlhtm 拡張子だけが許可されているので、別の拡張子を使用して出力形式を変更する方法はありません。

入力として、プロジェクト内の唯一のレイヤー、および POP2000 フィールドを選択するアルゴリズムを実行し、アルゴリズムが実行されるとパラメーター]ダイアログが閉じられた後、次の図のような新しいダイアログが表示されます。

../../../_images/result1.png

これは 結果ビューア です。これは、現在のセッション中に生成されたすべてのHTML結果を保持し、簡単にアクセスできますので、必要な時はいつでもすぐに確認できます。それはレイヤーで発生するので、一時ファイルに出力を保存した場合、それはQGISを閉じると削除されます。非一時的なパスに保存されている場合、ファイルが残りますが、それは次回QGISを開くとき 結果ビューア には表示されません。

いくつかのアルゴリズムは、他のより詳細な出力に分けることができないテキストを生成します。例えば、アルゴリズムで外部プロセスからのテキスト出力を取り込む場合がそうです。他の場合には、出力はテキストとして提示されますが、内部的には通常は数値の形で、いくつかの小さな出力に分割されます。私たちが実行したアルゴリズムはそのうちの一つです。これらの値の各々は、単一の出力として扱われ、変数に格納されます。これは今はまったく重要性を持ちませんが、グラフィカルモデラーに移ったときに、これらの値が他のアルゴリズムの数値入力として使用できるようになっていることがわかるでしょう。